パーティー、イベント料理

ドライ・デーツとクルミのベーコン巻き

2005年7月2日

デーツのベーコン巻き

これは、先のお豆と豆乳のスープのランチに添えたものです。

デーツ(ナツメヤシ。中国原産のなつめとは違うもの)って、私は日本で食べたことがなくて、そもそもドライフルーツはニューヨークでいろんなものを体験するまでは、甘さが強すぎて好きじゃなかったんだけど、今は好き。食に関しては、経験値が増えると、嫌いなモノは減ると思う。


グルメで食べ歩きをものすごくしている人で好き嫌いが多い人はいないんじゃないかなぁ。なので、豊かな食生活のためには、一度食べて嫌いでも何度でもトライすることをお薦めします。料理が違えば味も印象も違うし、自分の嗜好も変わってくるし。食べ物だけのことじゃなくて、決めつけて凝り固まらない方がいろんなチャンスがあるよね。

私は生のニンジンとセロリのアレルギーですが、料理するたびいつもほんの少~~しだけ食べてます。で、舌がぴりぴりして、あ、やっぱダメだって諦めるT-T 何もそこまでして食べなくてもいいんだけど、なんか、こんな日常的なもので食べられないものがあるのが気に入らないのだ。

で、話が逸れましたが、これは、デーツの種をとって、その穴にクルミを入れて、ベーコンでくるくるっと巻いたやつを焼いたものです。ベーコンから脂がどどっと出るので、フライパンを充分熱してから入れればオイルを敷く必要はありません。味付けは胡椒だけ。仕上げにバルサミコ酢をかけるとか、お醤油たらしたりしてもいいけど、ベーコンの塩味、脂身の味、デーツの甘味だけで充分美味しい。

これは、スペイン料理のお店でタパス(小皿料理)の一品として食べて以来の大好きメニュー。それは中身はアーモンドだったけどね。今日はアーモンド、スライスしたのしかなかったから、クルミでやってみた。ナッツなら、カシューとか、ピーカンとか、割と何でも合いそう。

気軽につまめるので、ホームパーティーとかする時よく作る。その場合は爪楊枝を添えて。大量に作る場合は、前日に準備して冷蔵庫で保存しておいて、オーブンに投入するとお招きの日に慌てなくていい。赤ワインによく合うんで、ワイン愛好家(とか単に酒好きとか)から特に評判がいい。料理好きな人からは、簡単に作れそうだからだと思うけど、必ずどうやって作るの?って聞かれる。教えてあげると、予想以上に簡単なせいか、すごく喜ばれます(笑)

のっかってるハーブは、自家栽培のタイム。これ、オレンジ・タイムっていう種類で、売ってるハーブよりも葉っぱ小さめで、香りがデリケートな気がするけど、種固有のものなのか、単にできが悪くて香りが少ないのかわかんない。でも、今年はよく繁って大活躍。スープストック作る時にも、去年は貧相だったんで、摘むのがかわいそうだったけど、今年はばしばし。直径25センチくらいの小さい鉢植えで育ってるし、タイムはスープとか、ローストとか、何かとベーシックなハーブなので、何か育てたいなという人にはお役立ち間違いなしのハーブとしてお薦めです♪


シーベーガー ドライ デーツ 種ぬき
ドライ デーツ


デーツは、クリームチーズやフェタチーズと混ぜてもおいしいし、甘味がすごく強いので、お菓子を作る時に、何かと砂糖の変わりに使ったりするとヘルシーでグーです。

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