マンハッタンのとある小さい本屋さんのネコちゃん。うちで昔飼っていた拾いネコにそっくりなので、この近所に行くたび、ちょっと様子を覗きに行ったりしてたんだけど、こないだすんごい久しぶりに顔を見に行ったら、えらいまん丸になっててたまげた。
うちで飼ってたネコちゃんは、腰のラインと色柄がタヌキに似てるってんで、「ポン」という名前だったんだけど、神経質で臆病で少食だったので、小さいまま、やせたままのネコちゃんだった。
こちらのお方は、体型がタヌキみたい。この写真の角度だとわかりにくいけど、おなかがぱんぱんで歩くと地面にすりそうだったよ。それにしても、すごい眼飛ばしてるよね(笑)でも、私にじゃないよね。何か私の背後右手に気に入らないものがあったんだろうか。
関係ないけど、一昨日、スパイク・リー監督、デンゼル・ワシントン、 クライヴ・オーウェン、ジョディ・フォスターの『インサイド・マン』を見てびっくりした。私がブルックリンに引っ越してくる前まで9年住んでたローワーイーストサイドのアパートとその通りが映っていた。通りの向かいからそのアパートと両隣を含めて、、犯人がその、まさに私が住んでたアパートから出てくるというシーン。
よく映画は周辺で撮ってるのをみたけど、こんなにずばりなのは初めて。日本のみんなに言いふらそうと思ったけど、ちょっと冷静に映像をリプレイしてみて、なんか、「え、こんなところに住んでたの?こわーい」と言われそうな風景だったので、考え直した。住んでたから懐かしかったんだけど 、そういえば、グリニッジビレッジに住んでる友だちが初めてうちに来たとき、入り口が天井まで鉄格子と網になってるドアというか、鉄門なのを見て、半ばあきれて笑ってたっけ。。。
「イヌ」だと、ちゃんづけであまり呼ばないのに、「ネコ」だとちゃん付けしたくなるのは、やっぱり「コ」で終わるからかな?