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●スーパーサイズ・ミーなアメリカの現状

mon06 date 2005
スーパーサイズ・ミー 17日のブログ、「新しいカップ&ソーサー兼お皿でキャロット・スープ」のコメント欄で、neutralさんが映画『スーパーサイズ・ミー Super Size Me』(DVD @ amazon.co.jp)について少しふれたことから話が盛り上がったので、改めてここで取り上げることにした。

ご存じない方のために簡単に説明すると、『スーパーサイズ・ミー』は、主演&監督であるモーガン・スパーロックが自ら、1ヶ月間マクドナルドだけ、店員から「スーパーサイズはいかがですか?」と勧められたらスーパーサイズを注文しないといけないというルールで、ファーストフードが人体に及ぼす影響を体をはってリポートしたドキュメンタリー。

ところどころに、アメリカの学校の食事環境、全米各地のマクドナルドの様子、マクドナルド大好きな人のインタビューなどが挿入されている。チキンナゲットのできるまでを説明したシーンには、ファーストフードを何の疑いもなく頻繁に食べている人は、かなりのショックを受けると思う。

ジャンクフードが体に悪いのは間違いないけど、私は、この映画を見て、アメリカの肥満問題は、学校が諸悪の根源だと思った。だって、学校のカフェテリアに健康な食べ物のチョイスがない。だからみんな、ピザとコーラ、ハンバーガーとフライドポテトとソーダ、デザートにアイスクリームとか毎日食べている。そんな環境で、健康な食事のありかたみたいなことを教えられるはずがない。 これらのメニューも、健康的に作れないことはないが、毎日となると結局偏った食事にしかなりえない。

Yahoo! News(http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&ncid=1419&e=3&u=/ap/20050118/ap_on_he_me/fit_fighting_fat&sid=95832457)によると、


[引 用]
According to the state WIC Association, which provides nutritional support for low-income mothers and children, nearly a third of the children age 2-5 participating in the program are overweight or at risk of being overweight.

New York City's health department recently found 43 percent of elementary school students in the city are overweight, half of them obese. Researchers found Hispanic and black children were more prone to being overweight than white or Asian kids.

「WIC Association によると、同団体が提供している低所得者向けに食事のサポートプログラムに参加している2〜5歳の幼児の1/3近くが、既に太りすぎ、またはその危機にある。

ニューヨーク市衛生局の最近の発表では、小学生の43パーセントが太りすぎで、そのうち半分は肥満。ヒスパニックとブラックはホワイトとアジア系の子供よりも太りすぎの傾向がある」


というのである。ちなみに 太りすぎ<肥満 です。「現状のままだと、2000年生まれの子供が糖尿病になる確率が1/3。これをエスニック・バックグラウンド別に見ると、アフリカン・アメリカンの女性では、49%、ヒスパニックの女性では53%の確率」と予測したリサーチ結果(WSWS.org)も発表されているから、恐ろしい。

大人になって、自分の不摂生で中年太りなんていうのは本人の責任だけど、3歳でひまんなんてのは、親の責任。PTA含めた学校での食の教育、この国の最優先課題だと思う。

ところで、去年話題になったドキュメンタリーつながりで言わせてもらうと、マイケル・ムーア監督、健康のためにダイエットした方が良いのでは・・・

●スーパーサイズ・ミー
http://www.supersizeme.jp/

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この記事へのコメント
1. ゴースト・ドッグ   2005年01月19日 15:32
「スーパーサイズミー」って日本でも話題ですが、全く宣伝CM放送されていないです
マクドナルドが圧力かけたとかかけてないとか・・・

それにしてもNYいいですねー
自分はヒップホップ好きなのでラジオとか楽しそうでうらやましいです

NY Hip Hop情報なんかも期待しています
2. saru   2005年01月19日 22:50
こんにちはー。
トラックバックいただいたので、伺いました。

確かに「スーパーサイズミー」は映画雑誌などでは情報を見ますが、テレビなどでは出ていないような気がします。
テレビ朝日の金曜深夜に「虎の門」という番組があって、井筒監督がどんな映画でもばっさばっさ斬りまくるコーナーがあるのですが、たぶんそこでもまだ取り上げていなかったような気がします。(邦題「ニュースの天才」もボロくそでした...)

ニューヨーク在住とはうらやましいです。
ベタな日本の周囲1Mくらいの情報しか掲載してませんが、またよかったら見に来てくださいませ。
私も、時々お邪魔させていただきます。
3. 無名の人   2005年01月20日 00:25
こんにちは。
エッグベネディクトつながりでお呼ばれしました無名の人です。
来てみたら……おっ、「マクド」の話題ですね(笑)

この映画、日本で評判いいみたいで。
単館系だけに上映館が僅かなので
中々観る機会にめぐり合わないんですが……

しかし、油と炭水化物の固まりが
何であんなに旨そうに見えちゃうんですかね。
解毒したとはいえ、スパーロック氏の寿命は確実に縮まったことでしょう(笑)

自分も最近太り気味なので
自戒のために観に行きます(汗)
4. もの子   2005年01月20日 01:32
トラックバックありがとうございます。

映画に出てくる小学校の給食の様子はホントにショックでした。

ところで、日本の場合、食生活に悪影響を及ぼしているのはファーストフード店よりコンビニかもしれないと思ったり??
「24時間開いてるから夜お菓子買って食べちゃうのよ!」
みたいな。
カップ麺や菓子パンで食事をすましてる人なんてザラにいますし…
5. よっちゃん   2005年01月20日 02:52
★ゴースト・ドッグさん
へー。宣伝自粛しているのですか。いやなことだけど、ありがちな気がします。
そんな圧力があると、益々みんなに見てもらいたいです。
ヒップホップは・・・てんで疎くてご期待にそえないと思います。すみません・・

saruさん
テレビは企業のスポンサーで成り立っているものなので、番組主催者の自由な発言というのは期待できないですね。ジャーナリストがテレビに出演することはあっても、テレビとジャーナリズムの共存って難しいと思います。言いたいことが言えるブログは便利なコミュニケーションツールだなぁ。

無名の人さん
そうです。マクドの話題です。文中、マックというのにやっぱり抵抗があって、だけど、マクドは全国区じゃないなと思って、長ったらしいけど、マクドナルドと何度も書いてました(笑)
油と炭水化物の組み合わせ、砂糖は、誰の舌にもおいしく感じられるものなんだと思います。
中毒的部分は大きいと思うので、一度完全に断つと、そんなに欲しくなくなります。
断つ動機にはなると思うので、映画、是非見て下さい!

もの子さん
冗談か本当かわかりませんが、最近の若者は死んだ後、長持ちするらしいです。
保存料の摂取量が昔よりも多いから。なんか、プラスティックみたいですね。
確かに日本のファーストフード文化というのは、マクドナルドやらのハンバーガーチェーン店だけでは語れませんね。
コンビニ食しかり、インスタント食品、自動販売機で売ってる缶ジュース類、テイクアウトのお弁当、スナック菓子etc.
私なんかからすると、そんなもの食べなくても、日本にはおいしいものたくさんあるのになぁと思います。。。
あぁ、イワシの刺身が食べたい。そして日本酒でくくっっと。。
6. aju   2005年01月20日 22:44
はじめまして。
TB、ありがとうございました。

私もこの映画を見終わった後、色々考えてしまいました。
(今日昨日思った訳ではありませんが)マックだけに係わらず、そういったあらゆる加工品を自らお金を払って食べる・・・この世に生きてる私たち全員が、この映画と同じような「被験者」になってますよね。
そう思いながら色々考えると、ホント怖くなります。

7. neutral   2005年01月23日 02:15
おわー!
スーパーサイズミーでこんなことになってるー!

それにしても、マイケルムーアといい、この監督といい、捨て身で巨大な力に立ち向かっていくドキュメンタリーが人気ですね。
誰もが疑問に思っていても、会社クビになったり取引止められたり圧力かけられたり闇討ちされたりするのは怖いので動かない。

NHKの人が「番組に関して政治家から圧力をかけられた」と告発しましたが、やはりクビを覚悟しての行動だったようです。
高校生を薬物から守るために危険を顧みずに行動する「夜回り先生」は、自らが癌であることを知って、さらに旺盛に活動しているようです。

あまりに巨大な力が動いているので、個人がそれに立ち向かうには捨て身になるしかない
8. よっちゃん   2005年01月23日 04:19
★ajuさん
私たちができるのは、面倒くさがらずにラベルを読んで、なるべく添加物の少ない、または全くないものを買う、
加工されたものじゃなくて、原形に近いもの、生の食材を買って自分で料理する、
できればオーガニックのもの、近郊で採れたものを買う、そういうことだと思います。
作る側だって、売れる物を売れやすいようにマーケティングして作っているわけですから、
世に添加物まみれの食品が出回っている責任の半分は消費者にあると思います。
宣伝に踊らされず、もっと自分や自分の愛する人々の体を一番に考えて選択したいですね。
9. よっちゃん   2005年01月23日 04:53
★neutralさん
盛り上がってます!(笑)
アメリカ牛の輸入が再開されますね。
アメリカ国内でさえ、ヘルス・コンシャスな人々や環境問題に関心を持つ人々は、
スーパーで普通に売ってる牛肉はいろんな理由から食べません。
狂牛病騒ぎ以前に、成長ホルモンや抗生物質といった薬漬けなのが人体に良くないのと、
体の向きを変えることも出来ず、太陽の光も入らない環境で「牛肉」を作っている
アグリビジネスに反対だからです。

捨て身になるには、勇気も職種も家族構成(笑)も絡むので簡単にはいきませんが、
誰もが一消費者として、そーゆーもんは買わない、食べないってことはできると思います。
私は料理学校でいろいろ勉強して以来、
放し飼い、ベジタリアンの餌で飼われた、薬は使ってないと表示をされたもの、
またはオーガニックのものしか動物性タンパク質のものは買わないようにしています。
健康のためもありますが、政治的意思表示のつもりでもあるし、
地球全体の環境問題にもつながっていきます。
長くなるので、また、おいおいこういうこともブログに書いていきますね。
10. pan   2005年01月25日 23:49
TBありがとうございました。
私もアメリカの給食にはビックリしました。
あれが現状なんですよね。
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