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●セントラルパークがアートに変身

mon06 date 2005
クリストのThe Gates

『The Gates ザ・ゲーツ』を見に行ってきた。ベルリンの議事堂やパリのポン・ヌフを布で覆ったり、マイアミの島を布で囲ったりといったスケールの大きい環境芸術で知られるクリスト&ジャンヌ-クロード夫妻のインスタレーションだ。本当はバレンタインデー・デートで行こうと思ってたんだけど、月曜は雨だというので、予定を変更して日曜に。

セントラルパーク内の道、全長23マイル (37km)に7500の門が延々と並び、見慣れたセントラルパークが、一瞬にして現代アートの作品になってしまった。オープン後、最初の日曜日で、天気も快晴というのもあって、初詣さながらの人手。ゲートをくぐりながら、京都伏見の千本稲荷を思い出していた私であった(笑)

クリストの作品をこの目で見られるというので、かなり前から期待していた私。セントラルパークに着いて最初のゲートを見た瞬間、「あれ?小さい・・・」と拍子抜けした。

見たい、見たいと楽しみにしていると、頭の中でものごとがでっかくなってしまいませんか?私の頭の中では、平安神宮の鳥居クラスの、ものすっごい大きな門が並んでることになってたんだよね。(うーん、どうしてもゲートが鳥居に置換されてしまう。)

それに、事前にはサフラン色の布地って発表されていて、私はもうちょっと黄色味の強いものを想像していたから、これも「あ?そうなの?」って感じ。チベットの僧侶の服の色みたいだった。よく映えていたけど、黄色がよかったなぁ。なんとなく。

セントラルパークThe Gatesパノラマ

セントラルパーク中ゲートだらけなので、どこがベストポイントとは言えないけど、私たちは地下鉄Bラインの81st Street /Museum of Natural History から公園内に入ってシェークスピア・ガーデンに向かって東へ進んでから南へ抜けた。Belvedere Castle の横からの見晴らしが上のパノラマ写真。お城に登るともっと見えたかもしれないけど、入場するには行列に並ばないといけなかったのであっさり断念した。

今月27日で、クリスト&ジャンヌ-クロードが26年もかけてやっと実現にこぎつけたこのインスタレーションは撤去されてしまうので、もう一回違うコースで見に行く予定。メトロポリタン美術館のニューズレターによると、ミュージアムのテラスガーデンがこのプロジェクトのために臨時オープンして絶景が拝めるらしいので、次は上から全体を眺めたい。

The Gatesの秘密 【おまけ情報】これから行く人のために、知る人ぞ知るゲートの秘密を公開。ゲートの柱の根元の部分、カバーがあるんだけど、それを上にずらすと、この作品名と、夫妻の名前、製造会社の名が刻まれている。ぞろぞろと歩いている時に「写真撮ってくれる?」と私を呼び止めた男性が、なんとびっくり、同居人の昔の仕事仲間で、その人が教えてくれました。

こんなすごい人混みの中で、その人も同居人も滅多に来ない広い広いセントラルパークの中で、しかもばったり出くわしたんじゃなくて、私というワンクッションを経て何年もぶりの再会をしたって、ものすごい確率なのではと思うんだけど、ニューヨークって結構こういうことがあるのよね。何かにつけ不思議なパワーのある街だなぁと思う。

Christo and Jeanne-Claude オフィシャルサイト--http://christojeanneclaude.net

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この記事へのコメント
1. rambler   2005年02月14日 16:47
よっちゃんさま、早速の速報ありがとうございます。いいなあ、見に行きたいなあ・・・と思いがつのる私でした。メトロポリタン、なるほどなるほど。参考にさせて頂きます。
2. ydr   2005年02月14日 18:05
この話題、こちらの新聞でも見ましたよ。
でもその記事の写真は、まだ布がかかっていない状態のGatesでした。
布があったほうがずっと素敵!くぐりたくなってきます。
ホントに千本稲荷のイメージですね。私も見に行きたいなあ。

個人的な話ですが、95年にフランスから、ライヒスタークの梱包を見にベルリンまで行ったのに、なぜか聞かされていた時期が1ヶ月早くて見られなかったのです(当時はインターネットがなく、ちゃんと調べられず…貧しかったので翌月また行くこともできず…)。未だに心残りです。
こういうものが近所で見られるなんて、羨ましいです。
3. 最強ナンパ師   2005年02月14日 20:04
確かに千本稲荷に似てますねえ。
4. kingdow   2005年02月14日 22:46
はじめまして。TBありがとうございます。
見に行かれたんですか!くーっ、うらやますぃです。

>「あれ?小さい・・・」と拍子抜け
わかります。私も「アンブレラ・プロジェクト」で念願の「生クリスト」
を見たときそう思ってしまいました。確かに頭の中でものすごく
イメージ膨らんでたからしかたないですね。

この「The Gates 」も、初めてNYに来た人より、セントラルパークを
よく知っている人のほうが、より強く「非日常性」を感じることができて
楽しめるんだろうなと思います。行きたいなぁ・・・。
5. africa   2005年02月15日 00:43
こんにちわ。
ほんとに、千本稲荷みたいっ。
色がまた鳥居の色だからでしょうか。
私も、この冬枯れたセントラルパークに栄えるように(今は馴染みすぎですね。偉そうなこと言わせてもらうと)、もうちょっと黄味が強い方が良かったように思えます。
千本稲荷の方がアップダウンがあって、アートという面でも、面白みが上回ってますね(すみません、さらに偉そうに言ってますが)。
でも、公園まるごと使って、不思議な世界を見せるという試みは素敵ですね。皆が楽しむ(仏教の国の人は、とかくやはり鳥居がある分、くぐった先は清められた世界という体験をしていますが、西洋の人には非日常感たっぷりでしょうし)ことができる、平和的イベントで、こういうこと、大好きです。

6. kika   2005年02月15日 00:47
この「The Gates」のニュースを日本でやっていました。

セントラルパークに沢山の門が出現とかいってました。

kinglowさんが言われるよう、NYの人にとってはホントいつものセントラルパークじゃないから、楽しいでしょうね。
しかし、パノラマの写真から見ると、かなり大掛かりで結構インパクトですね。
チベットの僧侶の服色ですが、太陽に透かされて凄くビューティフォーです。
よっちゃんさん!上から見た写真。ぜひ見たいです。
もし撮る事が出来たら、アップして頂けるとうれしいです♪
7. SUPER DEALER   2005年02月15日 03:27
こんにちは。私も日曜日”The Gates"見に行きました。インスタレーションのスケールの大きさと、人出の多さには、びっくり。もうちょっと鮮やかな色を想像していたのですが、確かにチベットの僧侶の服の色みたいですね。
冬のどこか寂しいセントラルパークが、明るい雰囲気に一変、そこにいるだけで楽しめました。
8. neutral   2005年02月15日 23:19
以前にクリストのドキュメンタリー映画を見た時には、
関西在住のアーティスト・嶋本昭三氏(「具体」出身!)の著書のタイトルが、ずっと頭の中でぐるぐるしてました。

「芸術とは、人を驚かせることである」
・・・なんとシンプルな定義なんでしょう。

クリストのやっていることは、「芸術」なのか?
分かりません。そんなことは、どうでもいいです。
ただ、自分のやっていることを「芸術」だと言い張っていろんなところから資金を集めて、どでかい無意味を成立させてしまうクリストの幸福な生き方に触れる事自体が、「すばらしきこと」に思えてなりません。

やたらでかい。なんだかよくわからない。
どうとでも取れるし、言葉にしなくてもいい。
そういう大らかな感じが、気持ち良さそうですね〜。
9. よっちゃん   2005年02月16日 02:12
★ydrさん
ライヒスタークの梱包、写真でしかみたことないですが、すごいですよね。どれもこれも。
折角行ったのに、それは残念でしたねT-T
ニューヨークでも12日からと発表があった後、2度ほど大雪が降ったので、工事が遅れたりしているかもと、確認もせずに半信半疑のまま行ったのですが、意外にもちゃんとオープンしていました。

次はどこでしょうね?いつか見られるといいですね。
10. よっちゃん   2005年02月16日 02:14
★最強ナンパ師さん
あとから新聞記事とか読みましたが、みんな、鳥居、鳥居と書いていました。日本人としてのルーツを確認しました。
11. よっちゃん   2005年02月16日 02:16
★kingdowさん
あ、確かに!
セントラルパークに初めて行ったら、こういう公園なのかなと思いますよね。
12. よっちゃん   2005年02月16日 02:20
★africaさん
天気が良くて、逆光の透過光で見るときれいでしたが、
オレンジ色、ちょっと天気が悪いと黄色よりは派手さに欠けますね。
千本稲荷は、だけど、企業名入りの鳥居がいっぱいで、寄付金の証みたいなのも多いですけどね。
鳥居に「くぐった先は清められた世界」というのは知りませんでした。クリムト夫妻は知ってたんでしょうか。そうでなかったら小耳に入れたい情報ですね。
13. よっちゃん   2005年02月16日 02:23
★kikaさん
同居人がもう一回行こう、行こうとせっつくので、今週末くらいには行ってきます。
お天気がいいといいなぁ。
14. よっちゃん   2005年02月16日 02:30
★SUPER DEALERさん
人、多かったですねー。その場に居合わせるのが現代アートの醍醐味だと思います。期間限定なので、特にニューヨークに居るありがたみを感じました。みんなが楽しめるアートって、いいですね!
15. よっちゃん   2005年02月16日 02:48
★neutralさん
私にとってアートとは、「人間がどんなことを思いつくのか、自由な発想への挑戦」です。
「芸術とは、人を驚かせることである」も、岡本太郎氏の「芸術は爆発だ」も、なので共感します。
誰でも思いつくようなモノに人は驚かないし、爆発する外へのエネルギーがなければ日常的既成概念や先入観はうちやぶれません。人間は、鍛えてなければ自由にものが考えられないものだから、凡人はアーチストによって、目や心を開かされるのでしょう。という意味で、『グレープフルーツ』は心が飛びました。あの本は、頂いてすごくうれしかったです。

クリスト夫妻の作品は、自由に制作するために、全ての資金は自腹だったと思います。
自由に創作するというのは、ものすごいエネルギーが必要ですねー。すごいことです。
16. マコロン   2005年02月17日 00:27
この記事を読んだ次の日の朝、ズームインで放送されてました。
よっちゃんさんが撮られた画像の方が色がかなり綺麗で、
私は、「ふうーん^^Vセントラルパークのこのアートの事は知ってるもん」
何て何だか自慢ゲ^^;な気持ちを味わってました。
テレビでは、このサフラン色が普通にオレンジのような、黄色のような色に見えました。綺麗だな〜〜って感情は、よっちゃんさんの画像からの方が伝わっていたもので、ついつい自慢げな気持ちに成っちゃったんです。
しかし、自費で12億とか言ってましたが、雨が降ったりしたら。。。
これから、訪ねてくる観光客の相乗効果は18億等とも話してました。
凄い話しですよね〜〜☆
17. newyork0630   2005年02月17日 00:42
よっちゃんこんにちは。
家の子供たちは昨日プリスクールでツアーに行って、オレンジの布の切れ端をもらって来ました(http://blog.livedoor.jp/newyork0630/)。
昨日はブッシュ大統領夫人も観にきたと、New York Timesにでていました。
さすがニューヨーク、話題づくりのためには大統領夫人まで登場させますね。メトロポリタン美術館の屋上はとてもいい眺めですよ。
18. 山崎正明   2005年02月17日 22:55
この記事とても興味深く読ませていただきました。実際の光景を見てみたくなりました。オレンジの色がなんとも印象的。クリスト夫妻のスケールの大きさにびっくりしました。ブログで記事になっていると親近感を感じます。
19. よっちゃん   2005年02月18日 00:51
★マコロンさん
私たちはお昼過ぎ、快晴!で見られたのでラッキーでした。
オレンジ色の布は、逆光で見ると、透けてきれいでしたよ〜。

★newyork0630さん
メトロポリタン美術館は、まだ行ってないんです。全体像をいろんな角度から見られたらいいですね。

★山崎さん
日本でクリストがパラソルのインスタレーションをした時のこと、私はリアルタイムでは覚えていないので、今回こうして現場が見られてうれしいです。
クリスト夫妻は、マイアミの島を梱包したことがありますから、
次はマンハッタン島を包んでもらいたいです。
20. snow   2005年02月18日 07:10
はじめまして。TBをたどって遊びに来ました。
「The Gates」、一番上の、サフラン色の布が日に透けた感じがとても素敵です。私は薄曇りの時間帯に行ったので、こういう日の光がきれいなときにいくのもいいなぁと思いました。
ゲートの足元の秘密、次回はきちんとチェックしてみます!
TBをいただきました。
21. nyminute   2005年02月18日 11:31
はじめまして、こんにちは。コメントとトラックバックありがとうございます。私の方は毎日きれいな写真を楽しませてもらっています。くいしんぼうの私としましては、特に食べ物の写真に食欲をそそられますね。セントラルパークのお城は我が家のお気に入りのビューポイントです。またお暇なときにお立ち寄りください。
22. ryosanjin   2005年02月18日 20:34
こんばんわ〜。NY在住の方から、TBいただけて驚きながら光栄です。(笑い)さらなる詳しいネタよろしくお願いします。これからも楽しみにしていますよ。マイアミをしたクリスト夫妻、ぜひマンハッタンの橋か自由の女神をラッピングして欲しいですね。
23. Sho_ENDO   2005年02月20日 11:37
東京からおはようございます。

私のBlogへのご訪問ありがとうございました。
NYでは大きな話題になっているのですね。やはり人の多いところで行なうプロジェクトは注目度が違います。アートは受け取る人がいて初めて完結したアートとなり得ることを強く感じます。
大プロジェクトをいくつも完成させるクリストとジャンヌ=クロードの意志と行動は他の人には真似できません。
24. nyrambler   2005年02月28日 00:08
よっちゃんさま、おはようございますramblerです。
昨日思い立って電撃的に「The Gates」、行って来ました。面白かったっ!
早速ブログ更新してますので、是非お立ち寄りくださいませ(良い写真がとれなかったのですが)。
25. よっちゃん   2005年02月28日 23:15
★snowさん
曇天ゲートも行ってきました。snowさんのサイトに、ゲートの続報があってうれしくなりました。

★ny minuteさん
お城、私はこの時初めて行きました。セントラルパーク、いろんなものがあるので、いつか私なりの完全装備で探検撮影に行きたいと思います。

★ryosanjinさん
マンハッタン、何かと梱包したら絵になるものがたくさんありますよね。
女神の他にも、エンパイアステートビルとか、シティホールとか、メトロポリタン美術館とか。
いつか、マンハッタンの島自体をマイアミの島の時のように梱包したらすごいでしょうね。

★Sho_ENDOさん
"The Gates"の本が出ているのですが、最後の方のページに、2人が手を繋いでセントラルパークを歩いていて、ふりかえっている写真があります。それだけなんですが、心をぎゅっとつかまれました。瞬間を捉えたフォトグラファーもすごいのでしょうが、それ以上に、被写体の彼らから放出されているエネルギーがすごいんだと思います。今回、体験できて、良かったです。

★nyramblerさん
フットワーク軽快でいいですねー!見てもらって、自分のことのようにうれしいです(笑)
お会いできなくて残念でした。
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