ヘルシー食ライフとエコロジー
●『The Future of Food』〜遺伝子組み換え食品に関するドキュメンタリー映画〜
ムービーバトンについて書いた時、「今、一番見たい映画」として挙げたうちの1つ、『The Future of Food』を土曜に同居人ダーリンと一緒に見てきた。(写真は、映画館に置いてあったオーガニックのミックスレタスの種の袋。双葉は、先週だかに植えた二十日大根、ラディッシュの「ダヴィニョン」という種類。)
近代農業の発達の歴史から話が始まって、遺伝子操作食品の問題点について、科学者や弁護士、農夫がインタビューされ、モンサントをはじめとするGEの種&農薬を作っている会社)の論理に、正面きって科学的にも倫理的にもおかしいと言い切れている素晴らしい映画だった。膨大なリサーチ結果が、すごくよく整理されていて、これを見れば遺伝子操作食品問題、概要は全てわかるので、上映している地域の人は、何を置いても是非見に行って頂きたい。(上映スケジュール情報:ニューヨークは、Film Forumで27日まで)
大豆は国産に決めてる、遺伝子組み替え食品なんて食べてないと思っている人がいるかもしれないので、現状についてここで簡単に説明すると、アメリカでは、1995年に市場に並び始め、Food Safety Research によると2002年には大豆70%以上、トウモロコシ25%、キャノーラ50%(カナダから原料のrapeseed 菜種を輸入)、綿70%近くがGE。
市場に出回っているのは、これらに加えてパパイヤとスクアッシュ。商業利用が既に許可されているのが、更にジャガイモ、トマト、米、フラックス/亜麻、シュガービート/てんさい、スイートコーン、メロン、ラディキオ。キャノーラや綿は油として、大豆はレシチンとしてコーンは主にコーンシロップとして加工食品に含まれているので、オーガニックじゃない加工食品、ジャンクフードはGEフード入りの可能性が非常に高い。実際、市場全体の食品の60〜70%に何らかの形でGE素材が含まれている。
農産物輸出大国であるアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、チリ、アルゼンチンが遺伝子組み替え農産物を商業栽培しているので、食糧自給率が著しく低い日本のような国にとっては、無関係ではすまされないわけですね。
遺伝子組み替え食品、当然作っている側は安全だと主張している。百歩譲ってそうだとしても、通常あたらしい医薬品や化粧品、食品が許可を得るために必要な実験(動物実験の後に人間で実験)が提出されないまま出回ったのはおかしい。医薬品や化粧品はラボで作るから、「あ、失敗しちゃった」ですむけど、農産物は、当然、畑で作っているわけで、その畑っていうのは自然界から隔離されてないので、生態系に何らかの影響を与えるのは必至で、この先どんなことが起きるのか、誰もわかってないのが現状。無責任過ぎる。
FDA(米国農務省)やEPA(米国環境保護庁)が、通常の許可へのプロセスをなぜ踏まなかったのか?政治の匂いがするなとは思いつつ、私がこれまで読んだものの中には書かれてなくて、こんなおかしなことがなぜ今もまかり通ったままのか、ずっと疑問だったんだけど、映画を見て、FDAやEPAの役員には、モンサントと過去に関係があった要人がごろごろいるということがわかった。納得したけど、衝撃の事実だった。
モンサントは、自社のGMO種子にパテントを取っていて、農家に種を保管して来年植えることを禁止しているから、農家は毎年新たに種を購入しないといけないので儲かるという仕組みがある。隣のGEフード畑で実を食べた鳥がやってきて糞をしたり、種や花粉が飛んできたりして、植えてないのにGE品種が育ってしまった農家は、モンサントから「うちの種を勝手に植えやがって」と訴えられ、ほとんどの農家は裁判で戦う費用も労力も時間もまかなえないから泣き寝入りで罰金を支払う。モンサントは、種が来年植えられないよう、子孫を残さない種のパテントも持っていて、その共同パテント保持者が、アメリカ合衆国政府っていうシーンでは、怒りを通り越した笑いが漏れてた。GE作物を育てている農家もコスト高で、政府の補助金で経営が成り立っているというのも初めて知った。ここでも政治絡みなのね。
GEフードを避けたい人は、オーガニック認定食材を選ぶのが一番手っ取り早いわけだけど、そうでない加工品を買う時は、パッケージをよくチェックしましょう。
遺伝子組み換え食品についてもっと知りたい方は、「食政策センター・ビジョン21」主宰の安田節子さんのサイトの遺伝子組み換え食品FAQをまずはご一読下さい。
http://www.yasudasetsuko.com/gmo/faq.htm
≪資料本≫
●『食べてはいけない遺伝子組み換え食品>』著:安田節子
●『遺伝子組み換え企業の脅威―モンサント・ファイル』著:「エコロジスト」誌編集部 翻訳:安田節子
ありがとうございます。
GEフードが出回り始めた頃に私はニューヨークに住み始め、
テレビも持ってなかったし、当時インターネットなんてやってなかったし、
英語でニュースが聴き取れなくてしらなかったのかなと思ってましたが、
1999年に全米2/3の大人を調査した結果、
GE大豆が出回っているのを知っていた人は3%、
GEコーンに関しては6%に過ぎなかったということです。
大きく報道されなかったということですよね。
映画の中では、日本は、GEに大反対の国として紹介されていました。国民はそうでしょうが、なんせ、親分にゴリ押しされて、毅然とNoと言い続けたことがない国ですから、今後が心配です。
引き続き、もっと調べて、できることリストを作って更新したいと思っています。
GEでも、その他の項目でオーガニック基準を満たしていれば
オーガニックと呼んでいいことにしようという動きもあったんですが、
それは、市民の猛反対にあって却下されたそうです。
一人一人が反対の声をあげて、防がないといけないですね。
百歩譲ってGEが安全と仮定しても、食べたくない人が
避けられない仕組みはおかしいし、
自然への影響に関しては取り返しがつかないことなので、
GEはラボの中でできることだけに現在はおさめるべきだと思います。
なんとかしないといけませんね。
日本の大豆とコーンの自給率の低さ(3%とかですから)を思うと、あやしいどころか、「使っていません」と書いてあるもの以外は黒である確率の方が高いです。
ソーダ類や安いお菓子にはだいたいコーンシロップが入ってますし、ファーストフードはじめ、油を多く使っている外食に至っては、原材料、知りようがないですし。
アメリカのGE、表示義務がないから、
既に何か問題が起き始めていても、追跡して要因を限定できないようになっているんですよね。
この問題は、どこをとってもおかしいことだらけです。
大きな問題なのに、大きく報道されないのが問題な問題です。
記事末のリンク先FAQ、隅から隅まで読むと、GEについての問題点、疑問点は明らかになると思います。
是非読んでみて下さい。
ご覧になられましたか!
私たちは土曜の午後に行ったんですが、それでも劇場はガラガラでした。そして若者率ゼロ。ママ風の人率ゼロ。男性のご老人率、老夫婦率が高かったです。ちょっとこの問題の将来が不安なお客さん構成でした。。。
今日アップする予定ですが、現状では、野菜や果物そのままの姿のものを買えば、
オーガニックでなくてもGEは避けられます。
オーガニックじゃないと知りようがないのが加工品。加工品は、GEじゃなくても体に良くないものいっぱいなので、どっちにしろ食べない方がいいですね。。。
メキシコ在住ですのでこの国の現状を知る必要はありますがいずれにしても知らないといけない大切なことです。
私はジュリアロバーツとデンゼルワシントンが主演した映画)『Pelican Blief』(邦題ペリカン文書)を思い出しました。
大企業と米国政府の陰謀ってよくハリウッド映画の題材になりますが火のないところに煙は立たない。。。。と言うことですね。
安田さんという正義感と行動力にあふれた女性を知ることもでき、とても刺激されました。
紹介してくれたよっちゃんに感謝です!!
アメリカ政府の力は大きいです。どこの国でも政府の力は大きいけど、民主主義、正義をふりかざしているだけに「なんでや!」って時に怒り倍増です。
この映画、DVDはものすごいリサーチをして
すごくうまくまとめられています。
GMOのことを歴史さかのぼって根源から理解できます。
世界中の人全員に一回は見ておいてもらいたい映画です。
是非、見てください。
スペイン語版でもいいので観なければ!!
日本語版がまだ存在しないなら製作しないと!!
私が??
今日のミクシイの日記によっちゃんのこととこの映画のことを書かせていただきました。
不買運動を少しでも広げたいですね。
やえみ@執筆中の今日の日記http://mixi.jp/view_diary.pl?id=397213071&owner_id=3443981
食の未来公式ページ
http://syoku-no-mirai.net/
職のS直の職の
側の
お返事遅れてすみません。
ご紹介いただき、ありがとうございました。
DVDは、和訳出ているはずです。
サイトのURLありがとうございました。
いろいろまた情報盛りだくさんなようなので、また詳細チェックしてみます!
もう遺伝子操作食品は出回ってるっていうのがコワイ!
せめて不買運動は徹底してやらないとと思います。
だから私は、基本的にできるだけオーガニックという暮らしですが、GEフードに関しては意地でもオーガニックか、遺伝子操作食品を使ってないと書いてあるものしか買いません。



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