ニューヨークのイベント
●遅ればせながらハッピー・ハロウィーン2004

今年3月、10年のマンハッタンライフを後に、ブルックリンに引っ越した。同じニューヨーク市内だが、生活ががらっと変わった。いろいろ、ダウンタウン生活が懐かしいこともあるが、うちは広くなったし、空気もいいし、公園も近いし、静かだし、すごく気に入ってる。引っ越す年頃だったんだと思う。
で、パンプキンの絵が描いてあるお年玉袋みたいな袋にチョコバーとキャラメルと目玉のチョコボールを入れて、来るか、来るかと待っていた。4時を過ぎると、近所が騒々しい。おお、親や大きい兄姉に連れられた子供がうじゃうじゃ徘徊しているではないか。
「ほら!ほら!やっぱりここはハロウィーン・ネイバーフッドなんだよ!」とすっかり興奮している同居人。
しかし、うちのドアベルは鳴らない。
「ドアベル、壊れてない?」
壊れてないよ。
私は予測していたが、子供達は、友だちの家や、知り合いの家を訪ねているんであって、見ず知らずの新参者のうち、しかも3階の私たちのところに来るわけがないのだ。そんな冷ややかな私の視線をよそに、窓の外を見る彼の背中は寂しそう。すっかり気落ちしている。仕方がないから、「Treat or trickをしよう!」と彼の手を取り、通りを見下ろす玄関の階段の所で待ち伏せすることにした。
一応説明しておくと、"Trick or treat" は、「お菓子くれないといたずらするぞ」だが、"Treat or trick" は、「お菓子もらわないといたずらするぞ」という新しいハロウィーンのあり方である。
というわけで、階段に2人で座って子供達が来るのを待っていたのだが、一向に来ない。仕方ないので、背中の後ろに隠していた菓子袋の山を通りから見えるようにして、視線を無理矢理キャッチし、にっこり微笑み、目に物言わせて呼びつけた。
子供の方は親に手を引かれ、なんかこわごわって感じで寄ってくる。知らないおっさんとおばはんに話しかけたことなどないのであろう。目はこっちに釘付けで、片方は母親の手をぎゅっと握りしめ、もう片方の手を恐る恐る、だけど子供のお菓子好きな性、しっかり私たちに向かって伸ばしてる状態。
私は子供が "Tirck or treat!" って言うまで待っていたのに、同居人は、この瞬間が喜びのあまりこらえきれなかったらしく、近寄ってくる子供にゆるみきった顔で既にお菓子を差し出していた。あんた、昼間、仮装しないでお菓子入れる用の袋をぶらさげて歩いてる子供を見て「あんな子供は嫌いだ。お菓子だけもらおうなんて。仮装しろ、仮装。子供は子供の仕事をしないと!」って言ってなかったっけ。無条件で配ってどうする。
マンハッタンに住んでいた時は、グリニッジビレッジでやる仮装パレードを見に行ったり、ドラッグクイーンが大活躍のクラブに自分も仮装して出掛けたりしたものだが、こういうファミリー版もいいもんだった。

↑同居人が、3年前に買って、ずっと持っていたお菓子袋と
子供にあげた目玉のチョコボール
ところで私の仕事机は黄色のダイナーテーブルです。
ブログ愉しく読ませていただきました。
「よっちゃんさんの同居人→ボケ、よっちゃんさん→ツッコミ」の関係が
成立してると思われましたが正解なのかなぁ?
ウチは同居人→ツッコミ、私→ボケ担当らしい。。。(自分では逆だと思ってる)
目玉チョコボールは一見、目玉のオヤジがNYでも有名なんだなぁと思わせてくれました。
では、では、また。
ボクの一番好きな洋画「サタデーナイトフィーバー」を思い出しました。
下町から都会って事なのかな??
映画のオープニングに出てくるあの大きな橋が、すごく印象的だった。
今、ビージーズの「ステイン・アライブ」が頭の中で鳴り響いてます。
で、回る前に練習させようと思って「Trick or treat」って言ってみろっていうと、「Twinkle, Twinkle, Little star♪」って歌いだしちゃうんだよね。何度やっても。まあ、今の彼の耳では、同じように聞こえるんだろうけど、可愛すぎるでしょ、うちの子。
回り始めて最初の頃は恥ずかしそうに小さな声で「Trick or treat」って言ってた息子も、意味は分からないけれど、そう言うとみんな嬉しそうにお菓子をくれるらしいぞってことがだんだん分かってきて、だんだん面白くなってきて、最後の方なんて、ドアベルをぜんぜん使わずに大声でドア越しに叫んでた。「といっとぉいー!!!」って。
最後に出てたダイニングテーブルSOHOのフリーマーケットからLOWER EASTSIDEのヨッチャンのアパートまでエッチラオッチラ運びましたね!その時は椅子二個運ぶのよりしんどかったと思うな〜。
2つで13.6キロだった。
私ってすごくない?





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