今日はおうちブランチ。ハラペニョ&スモーク・チーズ入りコーン・ブレッドを焼いて、シイタケ&ミックスグリーン・サラダとダンジュー・ペアー (洋なし)と一緒に食べた。コーヒーも普段より1杯多く飲んで幸せ。アメリカンサイズのマグカップに3杯ちょい。うちのヨーロッパ製のコーヒーメーカーの目盛りで言うと、これって6杯になるんだけどね(笑)飲み過ぎかしら。ま、いいよね。休日だし!
ブレッドって言ってるけど、これは英語だとクイック・ブレッドというベーキング・パウダーで膨らませるパン。マフィンといった方がぴんとくるかも。私がマフィン型で焼いたっていうのもあるけど。普通は四角いケーキ型で焼いて立方体に切るのかな。アメリカの南部料理。レシピはいろいろだろうけど、これはマフィンに使う小麦粉の半分をイエロー・コーンミール(コーンの粉だけど、粗挽きで黄色い)にしたものなので、マフィンよりももうちょっとテクスチャーは粗い。
ハチミツとよく炒めた玉ねぎでほのかに甘くなったマフィンがメインのボディで、溶けて焼けて香ばしくなったチーズが具の味としてあって、生地の中ではスモーキーチーズから広がった煙にハラペーニョがキック一発おみまいしているおかずパン、とでも言いましょうか。簡単に言うと、「おいしいよ!」なのであります。
ハラペーニョは、Jalapeno (nの上に波記号)と書いてハラペーニョと読む。メキシコの唐辛子の一種で、アメリカでは一番普通な唐辛子かな。かなり辛い部類に入るとされているけど、鷹の爪の国出身で、辛いもの好きな私に言わせると、そんなに辛くない。鷹の爪のドライな辛さとは違って、生だから植物のみずみずしさがあって後味がさわやかな感じ。もちろんいっぱい入れすぎると、ひーっ! (涙) ってなるけどね。
メキシコの唐辛子 chile pepper って、すごいいっぱいある。生、乾燥、燻製のものがあるので、唐辛子の種類X3というバリエーションの多さ。しらみつぶしに試していきたい。激辛から甘味が奥に隠れているものまでいろいろだし、それぞれにフレイバーがあって、ベジタブルとスパイスとハーブが1つなったみたいな奥深さがある。私にとってはまだまだ未知の世界なので、レシピと合わせて1つずつ探っていきたいと思っているところ。
チリペッパーって、日本語だと「辛い」で、英語だと「hot」。これに関しては私は英語の方がしっくりくる。塩辛いsaltyとはっきり区別できるし、口の中や体が熱くなって本当にhotだし。
サラダの方は、ミックスグリーンを、ドレッシング (エクストラバージン・オリーブオイル+レッドワインビネガー+マスタード+塩・コショウ+ローズマリー) で和えて、ローストした松の実とシイタケを散らした。シイタケは生。え”と思う人もいるかもしれないけど、生です。
こっちのデリのサラダバーでは、よく生のマッシュルームがグリーンサラダにのっかってます。パルメジャーノとの相性もいいし、生のキノコ類使いは私のお気に入り。この間取材したCruっていうコンテンポラリー・ヨーロピアンレストランでは、グリルしたパンチェッタ(イタリアンのハムの一種)に、グリーンサラダを添えて生松茸のスライスをのせてた。また違った香りでおいしかった。パンチェッタの脂っこさがフレッシュな松茸の香りの風で吹き消されるような感じ。イタリアン系アメリカ人のシェフ曰く、「イタリアではキノコ類はハーブの感覚でも使う」んだそうだ。目から鱗とともに、すごく納得した。
コーンブレッドの方は、日本では手に入りにくい素材もあって大変かもだけど、生シイタケ、お試し下され。
ハラペーニョ・コーン・ブレッド | ||
☆具 ・玉ねぎ ・油 ・ハラペーニョ ・スモークチーズ ☆粉ミックス ☆液ミックス | ...1個: 粗みじん切り ...大さじ1 ...1個: 5ミリ角切り ...約1カップ: 1センチ角切り ...1カップ ...大さじ2 | <準備> オーブンを200度に温める マフィンパンに油を敷く <作り方>
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