今日は、よっちゃんが大好きな料理本の紹介。ドナ・ヘイというオーストラリアを拠点に世界的に活躍するフード・スタイリスト&エディターの本。何冊も本が出ているので、私は全部立ち読み。買ったのはこの2冊だけなんだけど、いつか全部揃えるつもり。とにかく写真がお・しゃ・れ☆(日本でも既に有名?どうなんだろう。こういう時、海外生活が長いとトンチンカンだったりして、こわごわ。何いってんの、今頃という話題だったら流しておいてください T-T)
マーサ・ステュワートも、ウィリアム・ソノマも、あっちこっちの有名フード・マガジンも女性誌も、絶対この人を少なからずもお手本にしていると思う。写真用語で、シズルとか、空気感とか、曖昧にも思える表現でいう、あの、「なんかいい感じ」なの。どれもシンプルで、誰でも作れそうな料理なのに、とにかくおいしそう。全体的に写真は、ちょっと青に色が転び気味で、朝の光で撮ったのかなぁと思うんだけど、これは私の勝手な想像。
レシピも載ってるけど、私はレシピはほぼ読まない人なので、写真ばっかり見ている。(私の料理本購読の決め手は、8割が写真とブック・デザイン。)眺めているだけで幸せになる。そのくらい素敵な本です。あ、勉強にもなります。
彼女は、自然光撮影で、使うツールもトングと素手と、前にテレビで言っていた。ピンセットや待ち針とか使いまくりなフードスタイリングの世界の常識からすると、アンビリーバボーなのであります。細かいこと、わざとらしいことは全くやってないから、普段の料理の盛りつけとか、ブログのために写真撮るとか、見栄えをワンランク、センスアップしたい人にはとても参考になると思う。
日本だと彼女のような職業は、フード・コーディネーターっていう?ちなみにアメリカだと、このジャンルは、料理のスタイリングをやる人が Food Stylistで、テーブルクロスとか雑貨とか小物を集める人はProp Stylist と呼ばれている。property 小道具の略です。単語は簡単だけど、こういうのは専門用語なので難易度が高い。私は土・日集中のフードスタイリングのコースを受講して初めて知った。
ちなみに私はこのコースを受講して、私がやりたいのはスタイリングじゃなくて料理だと確信し、その後料理学校に行ったという経緯があります。いろいろ「へえ」というテクニックを学んだのはおもしろかったんだけど、口に入れられないものを使って食べ物を演出するということにとても抵抗を感じたのと、なんか、ちまちま面倒くさいなぁーと思った(もうこの時点で向いてない!)ので、その後深入りしてません。シンプルな方が、自然な方が、カッコイイと思うし。ドナ・ヘイさまのように常に自分のスタイルで仕事ができるんなら楽しそうだけど。
あ、でも、折角だから、私の記念すべきフード・スタイリングの写真を載せておこっと。
・・・ずばり、写真が普段より小さいのは、照明が黄色で暗かったので、きれいに撮れなかったからです。
課題で、講師の現職バリバリのフードスタイリストの方から、クラッカーとクリームチーズをプロモートするというお題目を与えらてやってみたもの。
私は見本としてわたされた雑誌広告のデザインがあまりに気に入らなかったので、ついでにフォントもレイアウトも変更して、それをプリントアウトして、写真を入れる部分に、縦長長方形の窓をあけたものを準備して持って行って、ここからのぞいてくださいとプレゼンしたら、講師の方から「この紙、もらっていい?」って言われたのであげた。一体、何を習いに行ったんやら(笑)
話それましたが、とにかく、Donna Hay ファンの一人として超お薦めなのです。本のサイズが約30センチX23センチと大判でオールカラーなので、見応えたっぷり。洋書だけど写真とレシピがほとんどなので、英語苦手でも楽しめます。現に私、読んでない ^^; 読みます、そのうち。きっと読んだ方がいいに違いない(笑)
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