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マスタードシードぷちぷちマッシュポテト

2005年3月14日

ビーフシチューとグルメ・マッシュポテト

珍しく晩ごはんをアップします。こういう時、普通主役はビーフシチューなんでしょうが、あまりにおいしくできてしまった添えのマッシュポテトについて書きます。(同居人は食べる前から「ビーフ、ビーフ♪」って喜んでいました。どうせなら、「ビーフシチュー♪」と、料理として喜んで欲しい。)


ジャガイモと並ぶもうひとつのメイン材料に、ちょっと日本では手に入りにくいんだけど、パースニップ parsnip を使った。ベージュ色のニンジンみたいなやつって言えば、アメリカに住んでいる方なら「あぁ、そういえばあるねー」と思い当たるんじゃないかしら。そのくらいどこのスーパーでも売ってる、けど日本人の家庭料理には登場しない野菜です。ローストしたり、蒸したり、スープやシチューに入れたりするものです。

マッシュポテトって、皮付きのまま丸ごと茹でて作るとおいしいけど、時間がかかる。かといって切って茹でると、茹で上がる頃には外側が溶けてるし、中までべちゃっとする。なので、私は、ポテトとパースニップの皮を剥き、ポテトよりパースニップの方が火が通るのに時間がかかるので小さめに切ってパスタ用の鍋で蒸した。寸胴鍋と穴の開いたコランダーがセットになってるパスタ鍋は、蒸し器にもなって便利♪

で、柔らかくなったらボウルにあけて、マスタード・シードを入れて、我が家の窓際でぎゅんぎゅん伸びてるネギの微塵切りを入れて、塩・コショウをして、フォークでつぶしてできあがり。ここにバターやマヨネーズを入れたり、クリーム入れて煮たり、何かといろいろバリエーションはできるけど、ビーフシチューの添えなので、ごはんみたいにシンプルなものにしたかったので、脂肪ものは入れなかった。

ほくほくさっぱりで、マスタードがぷちぷちっとほろ苦さとピリっていう小パンチをきかせてくれて、パースニップのまるい甘みがマッシュポテト全体にまわっていて、とてもおいしかった。パースニップが手に入る地域にお住まいの方は是非お試し下さい。

ポーランド産ビール
ポテトの隣にはしっかり Bubbies ザウアークラウト from 2瓶目が。大活躍です。芋、キャベツ、肉とくればビールよね。ポーランド産のビールでいただきました。赤ワインがなかったので、ビーフシチューもビールを入れて作った。

これ、1本500mlで、$1.79だった。左のやつの方がおいしかったかな。ちょっと甘味があった。ていうか、2本目飲む頃には味とかもう気にしてないし(笑)

うちの近所はポーランド、ウクライナ、ロシア、インドがミックスした街なので、ローワーイースト(ヒスパニック・コミュニティがもうほとんどトレンディスポットになって特徴がなくなっちゃった)に住んでいた頃には見かけなかったグロッセリーがいっぱいあって楽しい。これからもっともっと探索したい。

金曜深夜には雪がまたまた降ったニューヨークだけど、日曜は晴れ!気分いい~!春だ、春だ~!


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