初日に行ったボルドーでは、一泊した後、バスでボルドー郊外のワインセラー2軒を訪問するバスツアーに午後から参加し、夕方、解散するとともに、東へ移動。ペリゴールという小さい町へ。
リサーチしてなかったので、宿の予約も、ここぞというレストランの目当てもなく、ただ、トリュフとフォアグラの産地なので行ってきた。で、食べたのがこれ。3コースの前菜。前菜ですよ。前菜。私はこれでおなかいっぱいになっちゃったよ。
フォアグラは、この後、リヨンの老舗ミシュラン三つ星、『ポーロ・ボキューズ』でも食べたけど、やっぱり、ボキューズのフォアグラの方が美味しかった。北海道でとれたての海の幸が、地元を飛ばして東京に行っちゃうのと同じなのかも。
本場ペリゴールのフォアグラは、大きかったけど、なんか、脂肪が多すぎて、形がくずれてて、ひたすら胃にもたれました。今、写真で見ると、すごいおいしそうなんだけどねー...。(今の体調で食べるとおいしいのかもな)そして、ワインがおいしくなくて、食が進みませんでした。ワインは無知なんだけど、セレクションがなくて、なんせ、折角のフォアグラにマッチせず、もったいないことをした。
私と友人は、こんな贅沢をしながら、宿はけちりまくり。駅前にずらり並んだ5軒ほどの安ホテルの中で一番安いところに泊まった。値段、はっきり覚えてないけど、ここ、ダブルの部屋、2人で割ったら、ユースホステルのドミトリーより安かったんじゃないかなぁ。ボルドーで泊まったホテル(2人で1部屋30ユーロ=4200円) なんて、バスルームにドアついてなかったし(笑)
ペリゴールは、観光することもなく、夜、駅について、ホテルに駆け込み、荷物を置いて、フォアグラ食べに行って、寝て、朝起きて、去ったのであった。絶対、なんか、すごいものを見落としたに違いない。