昨日は、ダウンタウンで撮影だったので、帰りにソーホーのロクシタンに行ってきた。目的は一つ、ボルドーの名物焼き菓子、カヌレよ!
このブログでボルドーで食べたカヌレのことを書いた時に、ニューヨークでも売ってるって杏さんから教えてもらって以来、うかがっていたチャンスが遂に訪れて興奮気味。ソーホーのロクシタンには何度か行ったことあったので、多分レジ横に置いてるんだろうと思ったからまっしぐら。勘は的中だったので、直行直帰の早業。
1個2ドルで、ココナッツ味のもあったけど、珍しく私は脇目もふらず王道でバニラ味の方だけ4つ買って帰って、同居人と2個ずつ食べた。
おいしかった~ん♪でも、ちょっと柔らかかったかな。あの、もっちぃ~~とした粘り気、えもいわれぬテクスチャーというものに欠けていた。これは、日本でベーグルを食べた時に感じる物足りなさと同じだ。食べ物って、海を渡ると柔らかくなるんだろうか・・・。
小麦粉って、考えてみたら非常に繊細。フランスの小麦粉はタンパク質が少ないと、今、読んでいる本に書いていた。だから、フランスのバゲットは、グルテンの含有率が少ない小麦粉と少しのイーストを軽くこねて作るからこそ生まれる味とテクスチャーなんだそうだ。
カヌレ、あまりに感動したので、自分で作ろうと思って、ウェブでレシピが載っている本を探し出し、『フランスの地方で巡り逢ったパンとお菓子の本格派レシピ』(ビゴの店シェフ 藤森二郎・著)をアマゾンで注文。ニューヨークに送ってもらうつもりで実家に配達してもらったら、まさにカヌレを食べた昨日、姉から「母の日の本、おかあさんに持って帰って作ってきてと言われたのでうちにあります」とメールが来ていた。
え”?ちゃうちゃう!本は母の日のプレゼントじゃないよーっ!!!それは私のよーっ!母の日にはカヌレもお花も送ったし、受取人、私だったでしょ??なんでそうなるのーっ?!T-T
今、アマゾンのサイトを確認したら、2冊注文して1冊は在庫切れだったので届くのがもっとあとになると思っていたのが、同時発送(だと送料が無料だった)で注文したにもかかわらず、1冊が先に届き、それがばっちり母の日前日だった。むうう、、、人生、思わぬ所に落とし穴があるものだ。