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ミュージカル・バトン

2005年6月26日

『専業マダム日記』のMakkiさんからミュージック・バトンがまわってきました。好きなミュージシャンについて語れと言われたら何時間でもいかに好きか、何故好きか、その人がどんんだけカッコイイか語ってしまう私のところに。パーティーとか、見知らぬ人が挨拶代わりに「どんな音楽を聴くの?」なんて話をふろうもんなら、その人の運のツキ(笑)話が終わらないよ。なので、これは、さらっとね。

  1. コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量

    699.1MB。あれま。意外と入ってた。コンピュータでは音楽聴かないし、iPod の類も持ってないんだけど。無駄じゃん!(笑)

  2. 今聞いている曲


    レイ・チャールズの3枚組『The Birth of Soul』と、『Genius Loves Company』と、『Best of Ray Charles; the Atlantic Years』を買ったところなので、どの曲というわけではなく、これらのCD5枚をかけて聴いてます。




  3. 最後に買ったCD


    先の3セット。だけど、もんのすごいレイ・チャールズのファンだからというわけではないです。「あ!CDがリリースされたの?うっきゃーっ!買わなきゃー!!!!」って、小躍りして買った最後のCDは、随分前になるけど、トム・ウェイツの新譜『Real Gone』。トム・ウェイツも好きなんだけど、ギターが、マーク・リボーという人で、彼の超大ファンなので。



  4. よく聴く、または特別な思い入れのある5曲


    ●ザ・ハイローズの「愛はいらない」

    ブルーハーツは、大学生の時、最初の2枚を友だちが貸してくれて、1ヶ月くらい朝はタイマーセットして、全曲聴いてから起きてた。(どんだけ起きるのに時間かかるんね!)それ以来、ヒロトのファンで、シングル以外のCDは、2枚をのぞいて全部持ってる。(抜けてるのがあることが今わかった。今度里帰りしたら買わなきゃ)くじけそうな時、落ち込んだ時は、ブルーハーツ&ハイローズをかけて歌います。

    ヒロトが作る歌の詞は、飾らない言葉でできてるけど、その心はとても真実をついてて哲学的。とても共感する。なので、基本的には全部好きなんだけど、これは特に最近の心境とマッチするので選んだ。2番に「二人なら行ける所があるんだ 二人ならできることがあるんだ 思いついた時 思いつく限り 君に相談したい 君だけを誘いたい パズルや迷路にチャレンジするんだ」ってのがあるんだけど、結婚するって、こういう気持ちになることなのかなと。でも、最後の「恋の伝説に愛はいらない」っていうのは、どういう意味なんだろう。誰か説明して。



    ●憂歌団の「君といつまでも」

    言うまでもなく、元歌は、加山雄三。若大将にささやかれても恥ずかしいけど、木村さんならいい!(笑)いや、素晴らしい歌詞だと思います。ライブの定番だったけど、今もそうなのかなぁ。憂歌団を聴くと、大学の時、うちの学園祭で、今は亡き中島らもさまがコピーライター/作家としてじゃなく、歌手としてバンドを率いて、憂歌団の前座をやったのを思い出します。合掌。




    ●John Lennon の「Imagine」

    中学の英語の授業で初めて聴いた。その時、英語は何言ってるのかわからなかったけど、ジョン・レノンの声がかすれるところで、じーーんときた。平和な世界になるように願い続けたい。ピース。




    ●Marc Ribot のアルバム『Requiem For What's-His-Name』の「Caravan」


    私はこのマーク・リボーというギタリストのファンで、彼がリリースしたCDに加えて他のミュージシャンのために演奏してる主なCDもほぼ全部持ってる。彼の音楽を聴くと、私の聴覚以外の全てが機能しなくなるため、‘ながら’で彼の音楽が聴けない。たまに、時間があって、私の気力が充実している時に心は正座してるような気分でじっくり。よって「よく聴く」曲ではありません。

    マーク・リボーは、他のミュージシャン(トム・ウェイツ、エルビス・コステロとかロック、ポップス、ラップ、ラテン、いろいろあり)のアルバム作りにもよく参加しているし、ライブでやってるのは、ソロの時はもう、実験音楽。足で踏んで風船割ったり、べろってなめた指でギターの胴(割れてて、ガムテープ貼ってある)をこすったり、ガットのところにぶらさげたクリップをゆらして音を出したりしてるし、もう、すごく幅が広いけど、一応アバンギャルド・ジャズというカテゴリーにはいるんだろうか。

    ステージで彼が座ってるイスの足下には、ずらりエフェクター(音にディストーションかけたり、遅らせたりする機械、ピッチ)が10個くらい置かれてて、ギター弾きつつ、エフェクターやアンプをいじりつつ、非常に忙しいです。そして、すごく前のめりになって弾くのが特徴。

    もともと、トム・ウェイツが『Rain Dog』を作った時にギターとして参加してたってのを知って、なんとなくライブに行ったんだけど、もう、鳥肌たちました。うまいなぁとか、美しいなぁとかじゃなくて、「か、か、かっっっっっっこいーーーーー!!!!」ていう感じ。この人を聴くまで、ギターはそれほど好きな楽器ではなかったのに、あまりにかっこいいんで、涙が出たくらい。ライブだからだけど。

    マーク・リボーの存在を知ってから『Rain Dog』を聴き返すと、ギターだけに耳を傾けてしまう。そんくらい好き。でも、相変わらずトム・ウェイツはトム・ウェイツなので、トム・ウェイツってスゴいね。(ちなみに、トム・ウェイツのアルバムは20枚持ってて、ダーリンは、初めてうちに遊びに来た時に私のCDセレクションを見て、"She IS my kind of girl!"って感動したらしい。のろけでした。音楽や映画の趣味が合うのって、いいよね)

    マークさま、最近はヨーロッパツアーが多く、私もブルックリン暮らしになったので、ライブに長いこと行ってないけど、ニューヨークでしょっちゅうライブをやっていた頃は、私もそのライブハウス(Tonic)から歩いて2分のところに住んでいたので、週に3回とか、月に10回とか行ってた。マーク中毒。

    で、前置きが長くなりましたが、この「キャラバン」という曲、オリジナルはデューク・エリントンなんだけど、全然違っててもっと激しい。何回聴いてもしびれる。ライブでは、有名なジャズ・ギタリスト、ダック・ベイカーとデュオをやった時に、アコースティックでやったのを聴いたことがある。それもカッコよかったけど、このCDに入ってるエレキギター・バージョン、いつかライブで聴きたい!




    ●Marc Ribot のアルバム『iMuy Divertido!』の「Las Lomas de New Jersey」


    「マーク・リボーを伝説にした」なんて紹介文として書かれてることが多いマーク流キューバ音楽アルバム2枚のうち1枚の中の曲(もう1枚は『The Prosthetic Cubans』)。キューバの12弦ギターの音を6本弦のエレキギターで表現したマーク・ギターが炸裂している上に、マークさまの歌入り。ニュージャージーは、マークさまの出身地。近いんだけど、なぜか行けないなぁっていう内容。

  5. バトンを渡す人

    え。どうしよ。どなたか、書いてトラバお願いします。こっちからもトラバします。だめ?


追伸(6/29/2005)

ニューヨークから最近、東京に引っ越しちゃったお友だち、ともこちゃんにバトン受け取ってもらいました!

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