ブルックリンで一番大きな公園、プロスペクトパークは、広さが約213ヘクタール(セントラルパークは約341ヘクタール)、東京ドーム45.5個分の広さがある。
デザインしたのは、セントラルパークも手掛けたFrederick Law Olmsted と Calvert Vaux。セントラルパークと同じように、公園内には、スケートリンク、カルーセル(メリーゴーランド)、動物園、ボールパーク、湖、ボートハウス、夏の無料コンサートなんかがあって、似てるけど、こっちはブルックリン。観光の人はあまり訪れないので、地元民の裏庭というのんびりした生活と密着した佇まいがある。夏の間はバーベキュー大会をしている人がいっぱい。
もうひとつの違いは、野生動物がプロスペクトパークにはたくさんいること。野鳥センターもあって、バードウォッチングを主催したりしてるけど、公園内に200種以上棲息しているとのこと。セントラルパークも木がたくさん生えてるけど、プロスペクトパークの比じゃない。プロスペクトパークは、今、あちこちを柵で囲って、除草しないで、木や灌木を植えたりして、元々あった森の状態に戻す試みをしているというのもあって、メインの車や自転車が通れる道を外れて歩くと、ちょっとした山歩き気分に浸れるくらい緑が豊か。
お手軽なお散歩コースで、心が癒されて、いい公園だなぁと思う。以下、土曜に2時間くらい散歩した時に撮った写真です。プロスペクトパークでは普通に見かけるものばかりだけど、マンハッタンに住んでいた時は、お目に掛かったことがなかった。生き物が身近にいるって、いいもんだなぁ。
これはカナダガン Canadian Goose (複数形Geese)。胸から尾まで50センチくらいで結構大きい。模様がはっきりしてて、きれい。湖に行くといっぱいいる。
湖の女王、白鳥。撮った時気付かなかったけど、写真みたら足あげてた。こういう泳法?体が大きいせいか、湖で一番威張ってる。他の鳥とか、よく蹴散らしていて、なんかあんまり優雅な感じがしない(笑)
そのひな。っていってもアヒルよりもう大きい。こんなに大きいのに、羽根がまだ小さくて、飛べないのね。すごい熱心に羽繕いしてた。
雨上がりのユリの花。群生してて綺麗だった。うちの近所の家々の庭でもこんなようなオレンジ色のユリを植えてる人が多い人気のある花。
ロビン。コマドリ。
池で咲いてた花。
足下に目をやれば、オタマジャクシ!英語でtadpoleといいます。勉強なりました。
そして、これは初めて見たので感激した!野ウサギ!ピーターラビットの世界だわ。葉っぱ忙しく口動かして食べてた。
実は最初、この色で、尻尾が大きくないんで、「げ、ドブネズミ?!」って思ったんだけど(笑)正面の顔。おでこに白い柄入り。かわいいね♪