素材、食材

焼き鳥キャンディー

2005年8月10日

焼き鳥キャンディー

普段はヘルシー料理を心掛けている私ですが、変なものを見るとつい体をはって試してみたくなります。これは、近所のメキシコ食材店でみつけた駄菓子。袋のイラストに強烈に惹かれました。


三角帽子をかぶったかわいい子供が、チキンの丸焼きを作っているところで、ロゴのPが、その鶏のものではないかと思われる頭部になっております。で、乏しい私のスペイン語ボキャブラリーから推測するに、「Pollito asado」は、焼き鳥なんだと思うんです。でもね、これね、ロリポップって書いてるの。棒付き飴。つまり、焼き鳥のキャンディ。

原材料を見ると、他には砂糖とコーンシロップとクエン酸、その他、いろいろ着色料などの添加物。鶏肉らしきものは入ってなかった。いかにも不味そうなんだけど、万が一美味しかったらどうしようと思ってぱくっと口に入れたら、びっくりするくらいまずかった。

しょっぱくて辛い。あまりに多い粉が多くて、中心部の飴までたどりつけない。その粉がまた、合成物質的味というか、薬みたいな味で不味くて苦痛なんだけど、もしかしたら中心部はおいしいのかもと思って、「ぎょえ~、まずぅ~」という感覚をこらえ、頑張って噛んでみたら、すごい固い。なんか、飴の部分の味がよくわからない。

断念しそうだったんだけど、このブログを書ききらなければと思って、もう一回噛んでみたら、飴の部分は、酸味があって甘い。なんか、最初の頃の不味さが薄れて、慣れてきた。美味しい気が一瞬だけした。粉さえ変な味しなければしょっぱかったり甘かったり酸っぱかったりすること自体はいけるかも。

でも、なんせ粉がまずい。でもでも、粉、いっぱい入ってる。もしかして、飴をなめては粉をつけて食べるのがお作法なんだろうか。それはすごすぎる。製造元の電話番号とか載ってる上に、メールアドレスとウェブのURLが載ってるんだけど、それが、www.@alvbro.com なの。なんだそれ?(笑)@は誤植かなと思ったけど、やっぱそんなサイトはみつからなかった。

学んだこと

・チリペッパーと塩と砂糖と酸味の組み合わせは、いけるのかもしれない。

・メキシコはおもしろい

いつも物事は明るい部分を見なくっちゃね♪

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