「つぶしてぺったんこにしてから食べるとおいしい」といううちの母の理論、世界的、歴史的に証明済みであることが次々に判明している。イタリアにはプレス焼きしたサンドイッチ、パニーニがあるし、中南米には、トストーネス tostones とか、パタコンズ patacones (発音、ちょっと自信なし ^^;)と呼ばれるプランテーン(グリーンバナナ)を押しつぶしたお焼きが存在する。知らない料理でこの手のもの、もっとあるのかも。
で、今日のランチに、プランテーンのお焼きを作ってみた。前にテレビの料理番組で見た時、フライパンで、ばんっ!って潰してるのが楽しそうだったので、ずっとやってみたかったのよね。実現できて満足。
プランテーンというのは、バナナよりはかなり大きい長さ30センチくらいのバナナ。ニューヨークのスーパーでは、これも3~4本1ドルくらいという手近なフルーツ。
グリーンのと黄色のがあって、このくらい黄色いのから、もう真っ黒やんっていうのになるほど甘くて柔らかくなる。グリーンの時は、固くて甘味も少なく、芋っぽい。おかず版お焼きには、もうちょっとグリーンがかかってる頃の方が良かったかも。
≪作り方≫
- プランテーンの皮を剥く。頭としっぽを切り落とし、包丁で縦にすーっと切り目を入れるとぽろんとむけます。
- 5センチくらいの長さに切る。(なんとなく1本を4~5等分に)
- フライパンをあたため、油を敷き、プランテーンをころころ転がしながら焼く。
- 少し柔らかくなったら、取りだして、まな板の上で、アルミホイルとか、あればベーキング用のパラフィン紙(パーチメントペーパー)とか、ひっつきにくいものではさみ、フライパンの底を使って、プランテーンを叩きつぶす。
- 再びフライパンで焼く。
- 最後に塩・チリペッパーをふりかけてできあがり。
揚げるのもありますが、すんごいグリーンのじゃない限り、そんなに火の通りにくいものでもないので、これは、炒め物する時くらいの感じで、表面にカリッと焦げ目をつけただけ。
つけあわせ野菜として、またはサルサとともにスナックとしていただきます。黄色いプランテーンで作って、最後、シナモン・シュガーをふりかけたらスイーツとしてもいけそう。
本日の我が家は、これに昨日の残りのレンズ豆のトマト煮をちょっとかけて、アボカドのサラダも加え、ランチにしました。
グリーンサラダは、第2期窓際ガーデンからの収穫。もう4回くらい摘んでるかな。ミックスのベビーリーフレタスに、セージも加えたハーブサラダ。フレーバーがいっぱいでおいしかった。ハーブをサラダに入れるの、最近、お気に入りです♪