野菜、キノコ、海草

芸術の秋の味覚、アメリカのカボチャのロースト

2005年10月2日

スウィート・ダンプリング・スクアッシュとデリカータ・スクアッシュ

もう10月ですね。さっき夏っぽいおやつをアップしたので、ちょっと秋らしいものを。ニューヨークのマーケットで驚くのは、夏はトマト、秋~冬はリンゴとカボチャ類(pumpkin と winter squash)の種類の豊富さ。形も色も大きさも様々で本当におもしろい。


左の丸いのは、sweet dumpling squash スウィート・ダンプリング・スクアッシュで、右の細長いのは、delicata squash デリカータ・スクアッシュ。ダンプリングって、餃子って意味なんだけど、なんでそんな名前がついたんだろうね。両方、初めて買った。今年はいろんなのにチャレンジするのだ。

買ったのは先週で、袋から出してたら、ダーリンがやってきて、

ダ「これすぐ使う?」

よ「今日は食べへんけど」

ダ「飾っていい?」

よ「そうしようと私も思っててん!」

ということで、リビングルームのテーブル横の小さいサイドボードの上の "Asian department"と私たちが呼んでるアジア風のものを飾るコーナーに活けてみた次第。置いてあるだけともいうけど、私の気分としては生け花なのだ。敷いてあるのは母が昔使っていた着物の帯。緑の豆みたいなのは、近所の街路樹の。

で、デリカータ・スクアッシュの方だけ、遂に土曜日、晩ごはんのおかずになりました。

冬のかぼちゃのロースト

≪作り方≫

1.長さ20センチくらいかな。縦に半分に切って、種を取って、オリーブオイルと塩・コショウを切り口にすりすりして、ガーリック1片を半分に切ったものとローズマリーの小枝をくぼみに入れて、切り口を下にして天板に並べ、180度のオーブンで20分焼く。

2.トマトソースのための玉ねぎを炒めてる鍋でターキーのベーコンを一緒に炒め、ベーコンだけ取り出す。火が通って柔らかくなったスクアッシュをひっくりかえし、ローズマリーはスクアッシュの横に置き、くぼみにベーコンを入れ、チーズ(今回はスイスチーズをスライスしたもの)、パン粉をのせ、ちょびっとエクストラバージン・オリーブオイルをかけて再度オーブンに投入。

3.もう10分、チーズが溶けて、パン粉がさくっと、軽く焦げ目がつくまで焼いてできあがり。サラダと一緒に食べました。

盛り付け、スクアッシュだけにすればいろいろ絵になる方法は考えられるんだけど、、、ついつい大皿ひとつで間に合わせてしまう。。。後ろに見えてるのは全粒粉のパスタのトマトソース&パルメジャーノとブロッコリー。ブロッコリーは、よくやるんだけど、タイミングをみはからって、パスタと一緒に茹でた(笑)

デリカータ・スクアッシュ、すごい甘くて美味しかった!皮まで全部食べちゃったよ。カボチャって皮剥くの固くて大変だから、真っ二つに切って、ふせてオーブン焼き、オススメ。くぼみにハーブ入れて焼くと、蒸し焼き状態で香りがよくうつっておいしい。運が良いと皮まで食べられるという特典つきです♪

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