さて、これは何のセットでしょう?本のタイトルに書いてますが(笑)シャンパン風ドブロク、つまり、発泡性のにごり酒をおうちで簡単に作るセット。これらに加えて、イースト、ヨーグルト種菌、もちろんお米、少ない水で炊飯器で炊くために日本酒少々がいりますが、酒蔵がやってるみたいな手間なしで日本酒が造れてしまうのですね。
この本、随分前に日本に帰った時に発見して、一度作って、大成功したので、最近また久々に作ってみた。
こんなん。数グラムっていう微妙な重さが計量できなかったもので、ヨーグルトの種菌を入れすぎたのか、えらくヨーグルト味なお酒になっちゃったけど、、、手作りした愛で盲目。爽やかな酸味がおいしかったって言っちゃう!(笑)
作り方、拍子抜けするくらい簡単。『台所でつくるシャンパン風ドブロク―30分で仕込んで3日で飲める』を12ページ(うち半分は説明写真)読めば、ホントに30分で仕込み完了。本の残りのページは、本格的な日本酒の場合の作り方とか、日本酒の歴史とかワインやビールの家庭での作り方、自家醸造酒解禁への主張文とかが納められている。
ネットでサーチすれば、だいたいの作り方はわかるけど、著者の山田陽一さんが試行錯誤を繰り返したからこそ辿り着いたやり方に習うと、お米を蒸さなくていい、広げて冷まさなくていい。だから本当にお手軽仕込み。
自分で作ってみると、これまで読んでも脳にとどまらなかった日本酒のでき方がよく理解できてよかった。勉強になりました。最近、発酵食ブームがわが家ではおきていて、実は、今、簡単バージョンのお味噌を仕込み中。あと1週間くらいでできあがりの予定。それについては、次の記事にて。
■『台所でつくるシャンパン風ドブロク―30分で仕込んで3日で飲める』 |