
ベジタリアン・グルメ三昧の夜、ローフードのお料理セミナーにダーリンと一緒に行ってきた。場所は、ブルックリンのダンボ(DUMBO=Down Under the Manhattan Bridge Overpass)。ダンボは、その昔SOHOが栄え始めた時のように、ロフトがあって、家賃が安いからアーチストが住み始めて、ギャラリーができて、かれこれ8年くらい前から注目されてきたエリアだけど、私としては、やっと最近、本当に面白い場所になってきたと思う。
お教室が行われたのは、去年末にオープンした≪The Plant ザ・プラント≫というヘルシーベジタリアン・ライフのトータルプロデュースを行うオーガニックジュース・カフェ兼クッキング教室、セミナー等のイベントスペース。ベジタリアン・グルメ三昧で紹介した2軒、≪Blue/Green ブルー・グリーン≫と≪Heirloom エアルーム≫の旗艦店でもあり、3月3日からは "Friday Dinner" として、オーナーシェフのマシュー・ケニー氏によるローフードの週替わり4コースディナー ($40)も始まるし、これからどんどん盛りあがりそう。
自分にいいだけじゃなく環境にもいいオーガニックなライフスタイルの、食を中心とした情報発信地として私は注目している。このムーブメントの胎動を感じるわ♪
![]() 左の女性がこの日の先生で、右がオーナーシェフ |
この日のクラスは、"Raising Sun" というアジア風のローフード料理。raw foodは、直訳すると「生食」ってことだけど、完璧ビーガンなので、お刺身は普通ローフードとは言わない。「食物中の酵素を生きたまま食べると体にいい」というのがこのダイエットの肝だけど、サラダやジュースばっかりなわけではなく、デハイドレイターという低温乾燥電気オーブンを使ったローフードならではの発明料理的なものがいろいろある。
料理教室といっても先生のトークと実演がメインなので、ハッスルする必要なし。味見程度の試食だけかと思っていたら、大盛りのサラダが一人一皿提供された。
私、ここに着いた時点でおなかいっぱいだったのよね。3軒取材が終わってもう満腹!って言ってる胃袋に、カップ半分のスムージーを、持ち歩くのも捨てるのもイヤで、「うえぇ~いっ!」と強引に流し込んだ直後だったのよね。こんなことでもなければ、ディナーは抜いてたに違いない。
そんな胃具合な中、どうやら、実演が終わるたびに本気の分量が出てくるとわかってちょっと金縛り状態に。でも、出たら食べるプロ根性(食い意地はってるだけ)とでも言いましょうか、全部食べちゃった。ワインも、飲むとまた注いでくれるもんで3杯も。
おなかいっぱいなはずなのに、料理の皿が目の前に置かれるとすぐ手をつけてしまい、ヤングココナッツで作った皮の餃子一品、写真撮り忘れました。撮り忘れたことに、全部食べてから気付きました。デザートも、自分のは半分食べちゃってから「あ、また忘れた!」と気付き、ダーリンの分を撮りました。実は、ココナッツケーキの右端、欠けてます。とほほ連発。
キャンドルライトだったので暗くてあまり美味しそうに撮れてないけど、おスシとか、すごくカラフルできれいだった。ちょっと味、濃いなぁと思うのもあったけど、まぁ、そんなのは、自分で作る時に調整すればいいし、私はどうせレシピあってもその通り作らないから関係ないのだ(笑)
2月から始まったローフードのいろいろお料理教室、毎週水曜の夜6~9時と、土曜の午後に1~2セッションやってます。ローフードって、どんな料理なのか知りたい、味見したい、野菜や果物を使った料理のレパートリーを増やしたい、ヘルシー志向な人々とネットワーキングがしたいという人にはお薦め。
座って勉強になって、レシピももらえて、食べて飲めて、3時間$65というのはいいんでない?クラスは、最初に一言自己紹介(名前、職業、参加の動機などだけど、短くて可)があって、あとは先生の実演。途中でも自由に質疑応答ありだけど、当てられたりはしないし、宿題もない(笑)とてもなごやかでカジュアルで楽しかった。
ニューヨークは、大人になってから学ぶ環境が充実してるのもいいところだなと思う。
★ローフードの料理講座(1回3時間)各$65
スケジュール→オーガニック・アカデミックス
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●The Plant
25 Jay Street
Brooklyn 11201
718-722-7541
theplantindumbo.com
地下鉄:F-York St.
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