ニューヨークおでかけ

ローフード料理教室:地中海料理編

2006年4月25日

ローフード料理教室

先月ご紹介したローフード料理教室に、先週末土曜日、またまた行ってきた。今回は日本の編集者の方と、ニューヨークの作家のお友だちと♪


前のは、「Rising Sun」という講座名で、アジア料理だったけど、今回のは「Mediterranean」、地中海料理。ギリシャ料理、トルコ料理って感じですね。前回に比べてボリュームがないなーと思ったけど、食べ終わってみたらおなかいっぱいになってた。きっとナッツたっぷりだったせいね。

お料理紹介すると、左上から反時計回りに、

1.ハーブクラッカー、マカダミアナッツのフムス、キノアのタブーリ、カラマタオリーブという前菜の盛り合わせ。うーん、白ワインがすすむ!!

2.ドルメード(グレープの葉包み)のレモンヨーグルトソース添え

3.バクラバのクルミクリームとイチジクとチェリーのソース添え

ローフード料理は、食物中の酵素を殺さない華氏118度(摂氏47.8度)以下で調理、ビーガン(絶対菜食主義)という制限があるので、いつもすごい工夫があって面白い。知っておくと料理のクリエイティビティの幅は絶対広がるので、私は興味津々。

例えば、普通のタブーリは、bulgur バルガー(ひき割り小麦)を茹でたもの、パセリ、ミント、キュウリ、トマトのサラダなんだけど、茹でちゃだめなので、ここでは水に一晩浸けたキノアで、分量すごい少な目。でも、確かにタブーリのナッツ感が出るわよね。

ドルメードの中身は、普通は米とパインナッツとブラックオリーブって感じで、グレープの葉で包んだ後、長時間煮込んでから冷やすんだけど、米じゃなくてカリフラワーにすることで、火を入れないで炊いた米っぽい食感が出てる。クリーム系は、みんな水に浸けて柔らかくしてからミキサーにかけたナッツのペースト。

クラッカーとか、デザートのバクラバのパイ皮みたいなものを作るには、ドライフルーツを作るための低温乾燥オーブン、ディハイドレーターを使う必要があるけど、その他は、パワフルミキサーとフードプロセッサーだけで作れちゃうものが多いので、不器用でも簡単に作れるってところもいい。火傷の心配もないしー(笑)

ローフード料理教室を定期的に開いているThe Plant では、毎週金曜日、Pre-fixed course dinner(あらかじめコース料理の内容が決まっているディナー)もやってるので、今度はそれに行ってみたいな。お教室の先生&シェフのお話を聞いてると、も~っとクリエイティブで、盛りつけも凝ってそうなんだもん。

終わったのが4時すぎ。「あー、なんだかんだで結構おなかが膨れた。今晩はダーリンおでかけだし、みそ汁いっぱいくらいでいいや~」って気分だったんだけど、なんと帰りに近所に住む友だちとばったり会い、はしごでビール、赤白ワイン、ダークラムと飲み飲みになってしまった。昼からずと飲みっぱなしになっちゃったよ!

で、明日はワイン・テースティングに行く予定。勉強ですから!(笑)

★ローフードの料理講座(1回3時間)各$65

 スケジュール→オーガニック・アカデミックス

★フライデー pre fixed コースディナー $40 要予約:718-722-7541

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●The Plant
25 Jay Street
Brooklyn 11201
718-722-7541
theplantindumbo.com
地下鉄:F-York St.
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