
これは胡麻まぶしフィッシュケーキ。甘くなくてもこういうコロッケみたいに焼いたり揚げたりしたものを、英語ではケーキというけど、ま、コロッケ、お焼きですね。材料の魚は、塩漬け乾燥鱈、bacalao バカラオ(スペイン語でsaltfish ソルトフィッシュの意)。スペインやイタリア、中南米料理に使う食材。
バカラオは保存がきくので買っておくととても便利。でも、ものすごい塩まみれだから、さて食べようと思ってもすぐには使えない。4~5時間おきに水替えしながら半日~1日冷蔵庫でもどしてから使う。一番手っ取り早いのは、シチューの具かな。でも、コロッケによく使う。ほくほくでうまい。最近、ニューヨークではタパス流行ってるので、その一品として芽にすることが多くなった気がする。
上手く作ると、柔らかいけど弾力もあって塩漬け乾燥魚とは思えないほどのできばえになるはずなんだけど、今回のは、戻しすぎた。使う機会を逃して、水替えしつつ3日くらいたっちゃったのよね。作る前に予感がしたけど、やっぱりちょっと柔らかく、塩味が抜けすぎだったわ。とほほ。
足りないパンチは、他で補充して挽回。投げたらあかん!クスクスは、ベジタブルスープストック+ターメリックとカイエンヌペッパーで炊いて、スプラウトさせた緑豆を蒸らす時に加え、塩・胡椒し、最後にまぜたもの。胡麻まぶしフィッシュケーキに添えたライトブラウンのクリーミーソース(ニンジンにかけてあるけど...)は、白ゴマペースト+カスピ海ヨーグルト+瓶入りのホースラディッシュ(西洋ワサビ)+醤油+塩・胡椒+コリアンダーの葉。
バカラオ、これまであまり買ったことがなくて、今回、あまりうまく使いこなせなかったけど、常備しておくと便利だということがわかったので、また買って再挑戦しよーっと♪