続・日本で作ったもの。ひよこ豆のコロッケ。2日間水替えしつつ十分に浸して柔らかくなったひよこ豆を炊いたので、圧力鍋なしでもそんなに時間はかからなかった。水切りして、炒めた玉ネギを入れて混ぜて、葱と生姜汁を入れて更に混ぜ、アマニ粉を豆乳で浸したものをつなぎに使った。
おにぎりみたいに握ってから平らにして、表面に黒ごまをつけて、フライパンで焼いてできあがり。母の実家の大分から送られてきたカボスを搾っていただきました。
ひよこ豆の“コロッケ”だと言っているのに、母は、父に「お豆のハンバーグやて。よっちゃんが帰ってくると変わったもんが食べられていいねー」と説明していた。こういうベジタリアンな料理を私はいつもコロッケと呼んでいたけど、そう言われてみると、フライじゃないし、作り方はハンバーグよね。
ま、なんとでも呼んで。バラは別の名前で呼んでも素晴らしい香りがするとかなんとか、シェークスピアさんだって、言ってたしー。(言ってたよね?)
背後に見えているピンクのドリンクは、山形の酒蔵、六歌仙の
『一刻(ひととき)ロゼ』。日本酒なのに発泡性のロゼ。これが着色料とかでつけた色なら却下だけど、色は古代米からきてるというし、表示されてないけど、純米酒だというので買ってみたの。
女性層を取り込むための「軽くお洒落に」路線は、個人的、、、飲んべえおやぢ的には、「そんなの邪道、けしからーん!」と思ってたんだけど、試してみて、時々こういうのもいいなと思った。アルコール度数低めで甘酸っぱくて飲みやすいけど、奥には日本酒の味があったし、食卓で「うわー、ピンクだって、日本酒なのに、不思議ね~♪」とか楽しいし。
パスタとか、サンドイッチとか、こてこての日本食じゃない時とか、カリフォルニアロールとか、アメリカンなスシとかすごくマッチするね。ホームパーティーとかで1本こういうのがまぎれていると盛りあがりそう。
ひよこ豆コロッケバーグの残りは、神戸三宮のナチュラルハウスで買ってきた五穀天然酵母パンに挟んで、翌朝、食べた。
サラダはワカメのアマニ粉米酢和えのせ。母的には、これはひよこ豆のハンバーガーになるわけね。それもいいかも。
それにしても、ニューヨークの我が家と違って、毎日いろんな柄の食器が使えて新鮮だった。うちだとほぼ白一辺倒だから、料理と量を考えたら、どれを使うか決まっちゃうもん(笑)いつかねー、食器も和洋取り揃えて、いろいろ欲しいわ~ん♪