初めて洋風で栗をつかったスイーツじゃない料理をしてみた。いけるじゃないですか!栗もランチ後に洗ってボウルに入れ、沸騰したお湯をたっぷり注いでフタしておいておいたら、晩ごはんの準備をする頃には、するっするっと剥けるようになっていて感動。今までで一番手間のかからない栗たちだった。
お湯につけておくと鬼皮は確かに簡単に剥けるけど、結局渋皮がするっと剥けるのとしつこくひっついてるのとあって、栗は大好きなんだけど、この手間を思うと料理する機会が遠のくのよね。かといって、下準備してあるようなやつ、ニューヨークの普通のお店には売ってないし、多分売っててもスローライフよっちゃんは、料理の仕方は適当でも手抜きでも、素材を買って料理をするってのがポリシーなので、買わないと思うし。
でも、同じ値段だったら手がのびるかも。(笑)それくらい栗は面倒!と思ってたので、こんな簡単に剥ける(こともある)なら、この冬はもっっと栗料理のレパートリーを広げようと思った。
実は、直球勝負で栗おこわを作るつもりで栗を買ったんだけど、アメリカではターキーなど肉料理の詰め物、スタッフィングに使ったり、スイーツに使ったりする以外、どういうレシピがあるのかなぁと思って、調べ物によく使っているサイト、"Epicurious"(www.epicurious.com)のレシピコーナーで、chestnut (チェストナッツ: 栗)で調べた結果の栗レシピで"CHESTNUT RISOTTO WITH BUTTERNUT SQUASH"というのを発見。
ちょうどバターナッツスクワッシュ(どんなんかはグーグルイメージ検索結果→バターナッツスクアッシュ)を使わないとなーと思っていたところだったので即決。レシピは作ったことがある料理だったら材料だけチェック。リゾット用の米、アルボリオ・ライスがなかったけど、もともと気分はおこわなので、玄米餅米を使用。チキンブロスはサンクスギビングのターキーの骨と野菜くずを煮て作ったスープストックがあったのでそれを使った。
クリームシェリーはないので抜きで。バターはこのレシピに限らず、だいたいいつでもオリーブオイル、グレープシードオイル(またはキャノーラ)、ココナッツオイルなどヘルシーなグッドファットで代用。(何がグッドで何がバッドかは「ヘルシー食生活3:良い脂肪、悪い脂肪」をご参照ください。)
バターナッツスクアッシュはいつものオーガニック定期便ボックスに入ってたやつ。こういう重い物は宅配、助かるわー。オーガニックだし、よーく洗って、皮つきのままサイの目切りに。リゾットはスープストックを少し加えてはそれがなくなるまで混ぜ混ぜしてはまたスープストックを足して、、、の繰り返しで作るんだけど、今回は、玉ネギと米は透き通るまで炒め、栗はその後加えて混ぜ混ぜしてなじませ、最後にバターナッツスクアッシュは投入。
ターキースープストックを食材の2割増しくらいの分量加えて、あとは圧力鍋で。厳密には、だからこれもおこわなのか。予測してたけど、フタを開けたらバターナッツスクアッシュはよーく溶けこんでて(笑)、全体にカボチャ色だったので、単調だなーと思って、生クリームを少し加えた後、再度くつくつしてきたところで冷凍グリーンピースをぱらぱら入れ、ちょっとだけお醤油入れて混ぜてからまたフタして蒸らして仕上げた。
玄米餅米もっちりぷちぷち、バターナッツスクアッシュでほの甘くねっとりクリーミーに、おいしい栗もごろごろとうまうま。ベジタリアン料理にしたければ、ターキースープストック→ベジタブルスープストック、生クリーム→豆乳に置き換えればいい。私も多分、普段だったらそうしてたと思うけど、まだ、サンクスギビング料理の余波が(笑)クリスマスが終わるまでは、ベジタリアンライフは難しいなぁ。。。