遅遅アップですが、2007年ニューヨーク・レストランウィーク最終日、土壇場で予約を入れ、一人で『Jovia ジョビア』というレストランに行ってきた。この日は午後から近所の図書館で編み物教室参加予定だったから、レストランが11時代に開くところでまだ行ってなくて興味があるところというポイントで選択。
ジョビアは、去年できたイタリアン的ニューアメリカン料理のお店。シェフは、日本ではドリカムの吉田美和&中村正人両氏がオーナーっていうんで有名な『Sumile スミレ』のシェフ、Josh DeChellis ジョッシュ・ディケリス。『スミレ』の方は取材で行ったことがある。その時、いろんなブランドの塩とそれにハーブとかをブレンドしたものとか、燻製したものとかの味見をさせてもらったので、私の中では、彼は「塩フェチ」という位置づけになってる。
トリュフがのった茶碗蒸しの撮影をして、他はいろいろ試食したけど、「トリュフは撮影用だけだから」と釘をさされた(笑)あー、実名出して暴露だー!(笑)
そんなことはさておき、11時15分に予約を入れ、10分遅れくらいで着いたんだけど、私が一番最初のお客だったのね。そしたら、ウェイターのお兄ちゃんが、「面接?」って。
よ「私は、お客さんです。」(おしゃれしてるでしょ?見て、見て。)
ウ「え”?(笑)それは失礼!まだ開いてないけど。」
よ「え~?でも、OpenTable.com で予約入れて、確認の電話もかかってきたし。」(ここでマネジャーに交代)
マ「そんな予約は入ってないけどー、、、でも、大丈夫。どうぞ♪」
腑に落ちないまま、2階に通された。いやぁ、アッパーイーストって感じのエレガントで落ち着いた、でも日中は光燦々で気持ちのいいお店。窓際特等席。窓から自然光が入って写真撮ってくれといわんばかりの待遇。
まずはパン。の前にカクテル飲んだけど、それはちょっと変わったのをと思って頼んで失敗した。味がどうのという以前に氷入りで、冬に飲みたいものではなかった。素直にマティーニにしておけば良かった。パンは温かくてやわらかで、ちょっと甘くて、おいしかったけど、私はもっと固いどちらかというと塩系の方が好き。
これは子牛とブラッドオレンジのサラダ。酒が進む。どんどん進む。白ワインを注文。
お次はリゾットのコロッケ、アンコウにスライスアーモンドつけてカリッと焼いたものにカラメライズしたオニオンがのったもの。おいしかった。
で、これはカカオニブ入りホワイトチョコとパッションフルーツのプディング。この組み合わせ、おいしかったけど、なんせホワイトチョコって甘い。量、1/3でよかったかも。でも、1/3にしたら絶対「少ない!」って文句が出るだろうから、仕方ないんだろうね。
全体にとても満足。ここはまた夜に機会があったら行ってみたい。あ、ブランチもあるんだって。ブランチもいいね。
それにしても、インターネットで予約を入れ、お店からは予約確認の電話まであったのに予約が通ってなかったって、ナゾじゃない?
その謎、夜に解けたよ。深夜を過ぎた頃、インターネットしてると「予約キャンセルされました」ってメールが。
なんと、よっちゃん11:15 a.m.じゃなくて、11:15 p.m. に予約を入れていたのですね。そら店開いてないって言われるわ。
世の中、いろんなことが起きるものだね。
●Jovia ジョビア
135 East 62nd Street
New York, NY 10021
(nr. Lexington Ave.)
212-752-6000
www.jovianyc.com