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ソースも手作り、マクロビ的なお好み焼きの作り方とお好み焼きへのこだわり

2007年2月22日

お待たせしました!(・・・誰か、待っててくれた?)「お好み焼き大好き」の続き、ソースまで自家製、スーパー・ヘルシーよっちゃんお好み焼きの作り方を書きます。写真から違いがわかっていただけるでしょうか?


まず、よっちゃんお好み焼きは、キャベツが多いです。とことん多い。生地と混ぜ合わせた時なんて、これでキャベツたちはひっついて形になるの?ってくらいキャベツばっかり。

そして粉が少ない。ホットケーキの生地というよりはクレープの生地状。さらさら。自分で焼きつつ、毎回分量適当(今回のは作り方をレシピ付きで書くために初めて計って作ったよ!)なので、「これでくっつくんかな?」と不安になるくらい粉のねっとり感がない。

つまり、粉が極端に少なく、キャベツがめちゃ多いため、繊維質たっぷり食べ応えたっぷりだけどカロリー控え目であっさり。大きなやつ1枚食べても胃もたれゼロ。キャベツをこんなに食べられる料理はあまり他にないかもね。便秘にもダイエットにもいいよ♪

私はマクロビを常時やってるわけじゃないけど、ホールフード 一物全体と、精製食品や加工品を避けるというマクロビの精神はいただいている。この部分は、マクロビだからってわけじゃなく、現代の健康ダイエットの基本だし。というわけで、この小麦粉、ほんのちょっぴりだから別にいいかとも思うんだけど、今回はそこにもこだわり、ブラウンライス・フラワー=玄米粉を使って作った。

お好み焼きをジャンクフード待遇から救出作戦。

お好み焼き鰹節お焦げ

同じような写真が続いてますが、これは、ソースを塗る前のお好み焼き。鰹節をのせて、ひっくり返してお焦げを作るというのも私のこだわり。ま、最後にどっちゃりのせるのも豪勢でいいんだけど、こうすると香りがまたよろしく、マヨネーズやソースが一際おいしくなります。

うちでこないだお好み焼きを作って初めてダーリンと一緒に食べたんだけど、案の定、鰹節が熱でふわふわ動いている様にたいそう感激しておりました。(日本人と一緒に住んで2年なのに、知るのが遅い。作りもせず、ジャパレスに連れて行きもしない私のせい。)だいたいみんなこの名づけてボニトーフレーク・ダンスに感激するので、お好み焼き未体験の人にお好み焼きを見せるのは大阪人として誇り高き喜び。

私は普段薄味派ですが、お好み焼きだけは別。ソースたっぷり、マヨネーズたっぷり、青のりたっぷり。デートで歯についたら恥ずかしいとか言ってる場合じゃないよ。お好み焼きに青のりは欠かせません。くれぐれもたっぷりよろしく。

前置きがまたまた長くなりましたが、やっと作り方とレシピです(笑)お好み焼きには各家、各自作法というか、流儀があるでしょうが、気が向いたら試してね♪



スーパー・ヘルシーお好み焼きレシピ




[材料](1人分:直径約25cm、ソースは2~3枚分くらいかなぁ。)

    ●お好み焼きソース
  • ケチャップ ......................... 大さじ3 1/2

  • モラセス(黒糖蜜) ......................... 大さじ1

  • アップルサイダービネガー(なければ米酢とか) ......................... 大さじ1

  • 魚醤(ニョクマム、ナンプラー)(なければ醤油で) ......................... 大さじ1


  • マーマイト ......................... 小さじ1

  • なければないで。私も最近、たまたま見た料理本写真を見ておいしそうだったので初めて買ってみた。
  • 黒胡椒 ......................... 少々
  • ●キムチ胡麻マヨネーズ

  • 100%白胡麻ペースト(ごまバター タヒニ白練りごま) ......................... 大さじ2

  • マヨネーズ ......................... 大さじ2

  • キムチ ......................... 微塵切り 大さじ2

  • ネギ ......................... 1/2本 細めに輪切り

  • 瓶詰めホースラディッシュ(西洋ワサビ) のピクルス......................... 大さじ1/2

  • ホースラディッシュなければ、なしで。キムチ多めにしてもいいかも

    ●お好み焼きベース

  • キャベツ ......................... 6枚 (160g)2mm幅で芯も一緒に千切り

  • 青ネギ ......................... 4本 5mm幅の輪切り

  • 玄米粉(焙煎とかしてないただの粉) ......................... 大さじ4

  • 出汁じゃこ粉* ......................... 大さじ1

    (*じゃこをコーヒーグラインダーとかミルサーで粉砕して粉にしたもの。常備しておくといろいろ便利)

  • 水 ......................... 150cc

  • 卵 ......................... 大1個

  • エビなどの具 ......................... 適宜

  • 花鰹 ......................... 軽くひとつかみ



  • ●トッピング
  • 青のり ......................... たっぷり!

[作り方]

●お好み焼きソース

材料を小鍋に入れ、弱火で熱しながら混ぜる。味が甘めなので、塩気が欲しい人は、塩を加えるか、魚醤をちょっと足して調味。弱火でどろっとするまで煮詰める。

●キムチ胡麻マヨネーズ

ボウルに入れてスプーンで混ぜる。

●お好み焼き

  1. 粉、出汁じゃこ粉、水、卵をボウルに入れ、泡立て器で全体がなじむまで混ぜる。(泡立てない)
  2. キャベツは芯も食べるので、芯の真ん中に包丁を入れて半分に切ったものを重ねて千切りにし、1にネギと一緒に投入。ひとつひとつに生地が絡むよう木べらで返しつつ混ぜる。
  3. フライパン、または鉄板をよく熱し、油をひく。
  4. 生地を流し込み、表面を木べらでなんとなく平らにする。
  5. エビをのせる。
  6. 裏は完全に焼け、全体も火が通ってきたけど、表面はまだくらいのところで花鰹をのせ、ひっくり返す。
  7. コテまたはフライ返しで軽く押して平らにする。
  8. キツネ色に焦げ目ができた頃にもう一度ひっくり返し、ソース、マヨネーズをぬり、青のりをたっぷりふってできあがり♪

[コツとかこうるさいオマケ情報]

・お好み焼きをひっくり返した後押すのは、エビとか花鰹とか鉄板に触れている面を均等に焼くためで、お好み焼き自体を固めるとか、そういう目的ではないので、押しすぎないように。

・今回はマヨネーズが胡麻マヨだったので入れなかったけど、お好み焼きソースに、挽いた黒ごまをたっぷり入れてもおいしい。

実家で作ってた時は、桜エビとか天かすとかこんにゃく、紅ショウガの微塵切りとかが入ってた。こういうもの全てニューヨークでも手にはいるけど、わざわざ買いに行かないといけなくて常備してないので、入ってません^^;

紅ショウガも、あの色、着色料やめてと思うけど、お好み焼きにのってると視覚的にも味覚的にもいいのは事実。うちでは買ってませんが、外食時とか、日本に帰った時に作ってもらったものにのってるのはウェルカムだったりします(笑)でも、アミノ酸調味料(うまみ調味料とか、味の素)は単純になくて味覚的にオッケーなのでパス。

基本は健康志向ですが、たまには優柔不断柔軟に楽しいように、おいしいように食べてます。常食的に摂らなければいいよ、いらないところでは摂らないがモットー。

政治的意味もこめて絶対食べないと決めているのは、遺伝子操作食品(コーン、大豆、綿実油でオーガニックじゃない場合は厳重チェック)、健康とダイエット上絶対排除しているのはトランス酸脂肪(マーガリン、ショートニング、材料が単品でない日本で言うサラダ油の類)と材料が何だろうと異常に甘い加工品です。

有機素材で作ったお好み焼きソース、売ってました→


ここで原材料名を見て、まぁ、シンプルバージョンだけど、よっちゃんの舌の解析能力まーまーいけてるなとご満悦。

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