ハッピーひな祭り♪の晩ごはんは、一応ちらし寿司を作った。この日は午後からずっとでかけていたので、帰り際にダーリンに電話をかけ、白米を洗って、ざるにとっておくよう頼んでおいて、ちょっと時間節約。久々の銀シャリだー。早炊きモードで炊きつつ、具を用意してできあがりー。超簡単バージョンのちらし寿司なんだけど、後ろにお雛様を置いたお陰で、すごいひな祭りっぽい?
結婚が遅れるといけないので、もう片付けたけど(笑)、お雛様はこんなん。実家から持って帰ってくるつもりが、あまりの荷物の多さに断念(こんなちっちゃいのにー)したんだけど、姉がひなまつりに間に合うように気を利かせて送ってくれた。サンクス!
ちらし寿司にのせたのは、前日に仕込んで置いたサーモン・グラブラックス、薄焼き卵、もみ海苔。すし飯に混ぜたのは、出汁で茹でた枝豆、ジュースの絞りかす(笑)のニンジン、市販の瓶詰め酢漬けニシン。色どりはグーよね。
ニンジン・ジュースの絞りかすは、料理に使うことを前提にしているので、野菜洗い用ブラシでごしごし丹念にいつも洗い、ジューサーにも最初にかけ、ニンジンの絞りかすだけをいつも単独でとっておくようにしてあるの。
こうすると、色もきれいで、普通におろし金でおろしたニンジンみたいなので、いろいろなお料理に無理なく使えて便利で、もったいないと思うこともまるでなし。すばらしい。無駄がない、ゴミが出ない、使い切り、というのは、とても気持ちいいもんだ。
さて、サーモン・グラブラックス (gravlax) って、日本ではあまり聞かないかもなので、説明しておくと、スエーデン料理で、生の鮭を塩、砂糖、ディルで締めたもので、スモークサーモンみたいな感じで薄くスライスしてクラッカーにのせたり、サンドイッチにはさんだりして食べる。
スモーク・サーモンをご家庭で作るのはたいへんだけど、グラブラックスは特別な道具とか材料を揃えなくてもできちゃうので、私は時々作る。ディルを入れるといかにもだけど、なしでも可。つまり、塩と砂糖があればいいのですね。日持ちするから、新鮮な鮭を多めに買った時、残りをグラブラックスにするのはお奨めです♪
グラブラックスの作り方レシピ
- あとで鮭が包めるくらいの大きさに切ったラップに1:1の比率で砂糖と塩を混ぜたものを広げ、鮭の切り身(フィレ)全体に軽く押しつけ、たっっっぷりとまぶす。
- 鮭にディル(とか、アレンジ・バージョンだと他のハーブとかネギとか、またはなしでも可)をのせ、ラップで軽く包む。
- 水気が出るので、それを受けるトレーに2.をのせ、上にもう1枚トレーをのせ、豆腐一丁とか、何かそのくらいの重さのものをのせ、少し斜めになる状態で冷蔵庫で寝かせる。(締め鯖作る要領ですね。)傾斜をつけるのは、鮭から出る水分に、鮭自体が浸からないようにするため。
- 2日経ったら(200グラムくらいの切り身1枚だったら、1日でもいい)、鮭の表面の砂糖&塩を濡れ布巾できれいに拭き取ってできあがり。
・塩・砂糖の量は比率さえ合っていれば適当でいいです。とにかく全体にたっぷりまぶしてください。
・私は、塩・砂糖の種類はお好みですが、私は、海人の藻塩と、オーガニックの粉末黒砂糖、ラパデュラ
を使いました。塩は味的に、砂糖は健康志向的理由から白砂糖はうちにないので。