ニューヨーク食べ歩き

フレンチ・ビストロでブランチ:Bar Tabac

2007年3月13日

ニューヨークのビストロ・ブランチ

週末は、ブルックリンのボエラムヒル Boerum Hillというエリアにある『Bar Tabac バー・タバック』というフレンチ・ビストロでブランチ。目玉焼きがのっかってるその下には、南仏プロバンス料理のラタトゥイユで、両脇には merguez メルゲズっていうスパイシーなソーセージが2本。ラタトゥイユってのは、ニンジン、茄子、パプリカ、ズッキーニとかの野菜とハーブをオリーブオイルで炒めたあと、蒸し煮にしたものなはずなんだけど、なんかこれはたっぷりの油でぐつぐつ煮たの?ってくらい油っこかったよ。


目玉焼きの黄味が超レアなのは、さすがフレンチ!二重丸♪同じくこれを注文した隣のカップルは、2人して黄味に火が通ってないからもう一回焼いてと突き返していたけどね^^;アメリカの人は、固焼きじゃないと、危ないとか、気持ち悪いと思っている人が多いので、ま、驚きもしないけど。

で、こっちはダーリンが注文したエッグズ・ノルヴェジェンヌ eggs Norvegienne。2つに割ってトーストしたイングリッシュ・マフィンの上にサーモン・グラブラックスまたはスモーク・サーモン、ポーチした卵がのってて、ホランデーズ・ソース(バター、卵黄、レモン果汁(とか白ワインとか)を湯せんにかけてとろみをつけたソース)がかかってるやつね。普通のエッグベネディクト eggs Benedict は、サーモンの代わりにカナディアン・ベーコンが敷いてあって、エッグズ・フローレンティーン eggs Florentineというと、肉魚はなしで、ほうれん草が敷いてある。

もう、こっちのが断然あっさりしてておいしかった。私はエッグベネディクト、特にエッグズ・ノルヴェジェンヌが大好きなので、普段だったら絶対注文したと思うんだけど、目玉焼き料理、名前が『Eggs "bar Tabac"』っていうのね。料理に店名が入ってると、さぞかし自慢メニューなんだろうと思ってつい頼んじゃったのよね。この時は失敗だったわ。

ダーリンの、おいしそーとか思いながら渋々食べてると、背後になんと、ブラッド・ピットみたいな人が!ダーリンに「ちょっと、ちょっと、ブラッド・ピットに似てない?」って耳打ちすると、「あぁ、ホントだ。そっくりだ。」と。私はまじでブラッド・ピットなんじゃないかと思ってじーーーーっと目が釘付け。向こう隣の女性も口あんぐりだし、ちょっと、「ブラピ?」と思ったら、その女性は、あくびをしていただけだった。

まだ目が釘付けな私。そしたら、ブラピ、テーブルの上を片付け始めた。

フレンチ・ビストロ Bar Tabac
あ、お店の人だったのね・・・(笑)でも、ホント、似てたの。そっくりだった!一緒に写真撮って、ここに載せたかったくらい!お店の雰囲気はとってもいいフレンチ・ビストロなので、エッグ・ベネディクトとか、フレンチトーストとか食べるついでに、ブラピ・チェックに行くのをお奨めしておきます。

●Bar Tabac バー・タバック
128 Smith St
Brooklyn, NY 11201
(@ Dean St)
718-923-0918
地下鉄: F、G - Smith Street

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