日曜の散歩風景、「燃える紅葉散歩写真」の続きで、プロスペクトパーク内にある動物園です。セントラルパークの中にも動物園あるんだけど、ブルックリンのこの公園内にも、南東の方に動物園があるんです。うちから歩いて40分くらいかなぁ。入り口をくぐると、動物の鉄のスカルプチャーがいろいろあるんだけど、タコがいい味出してます。
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この動物園、入園料6ドルなんだけど、かわいいの。動物のことを遊びながら学べるような遊び場があるトレイルとかあって、よく考えられてるなぁと感心する。(走り幅跳びして、何フィートだったらボブキャットで、何フィートだったらウサギとか、プレーリードッグの巣を再現した人工の小山があって、トンネルあちこちいけて、上にあがると、穴が開いててちゃんと外が見えるとか、そんなん。)
私たちは、ただ、動物見て楽しんできましたが。何がいるかっていうと、まず、アシカ。カリフォルニアにはトドみたいなでかいのがいたけど、これは普通のカリフォルニア・シール(=アシカ)。園内の中央にアシカのプールがあって、そこにいる。
写真、帰り際に撮ったので、もう夕方で日陰で暗いっていうのもあるけど、空気が冬の色。この日行かないと、もう寒くて来年の春まで絶対行かないだろうっていうんで、ブランチ前に急遽思いたって行ったわけなんだけど、正解だったわ。
で、プロスペクトパーク動物園の主役は、このレッサーパンダ。英語だとレッドパンダっていう。ほんと、かわいいよね。ぬいぐるみみたい。ダンナリンが、「ハローキティーとか、日本のキャラクターみたい」って言ってた。丸くて頭でかくてころんとしてるから?
レッサーパンダは、昼間は寝てることが多いっていうけど、お散歩の時間だったのか、私たちが見てる間中、ずーっと歩き回ってた。
このずんぐりむっくりで、ビーンのぬいぐるみとかじゃなくて、ぎっちり綿が入ってるみたいな、固そうな肉付きでのしのし黙々と歩く姿がたまらん。他のお客さん、子供も大人も「Oh~!
Red Panda~!」とかって言う割に、みんなものの1分もいないで歩き去ってしまって、信じられない。私たちなんてこの檻の前で釘付け。
あ、檻って言ってもね、こんなんなんだけど。
近所の公園の動物園♪って感じでいいでしょ?真ん中の棒の左に見えてる赤茶色がレッサーパンダちゃんです。ワイヤー2本の柵の向こうに、1mくらいの高さのアクリル板の柵があるだけ。檻じゃなくて開放感があって、気分がいい。この自分が立ってる地面の続きに、レッサーパンダちゃんがいるというステキさ。
クジャクも
こんな風に、そこに居ます。野生動物を発見!という気分がちょっと味わえます。この望遠鏡、観光地とかによくあって、100円入れてのぞいたりするけど、ここのは無料。
ヤマアラシも
2匹、木になってるのがこんな近くで直に見られます。
カンガルーがいる所なんて、低い細いワイヤーの柵だけ。
動物園の人が近くで見張ってるわけでもない。空港のセキュリティは厳しいけど、園内はのどかです。中に入ろうと思ったら、またいででも、2本のワイヤーの間くぐってでも楽々入れる。カンガルーにパンチされて怪我しても、自己責任ってことなんだろうか。
この他、ちっちゃい猿とか、マントヒヒとか、トカゲとかオウムとかコイとかカメとか、いろんな動物がいるわけなんですが、ライオンとか、ゾウとかはいません。
一番大きい動物は、牛かな。
ファームがあって、
ヤギとか、羊とか、ニワトリとかがいて、
みんな仲良くやってる。それぞれ部屋分かれてて、壁には表札がかかってるから、私たちは、壁の名札を読みながら歩いてて、「牛、、、いないねぇ。。。次はアルパカ。あれ?でかくない?牛ちゃうん?!」
仕切ってる柵の戸は鍵がかかっていたんだけど、それぞれ外に出るためのドアが開いてて、そこから回り込んじゃったらしい。勝手にアルパカんちで干し草食事中。同じもの食べるんだね。ドアにたたずむアルパカちゃん。
あ、もう1頭いた。アルパカ夫婦?後ろの真っ白な方、奥さんかな?「あなた、男でしょ。牛にがつんと言ってやんなさいよ!」とか言ってる?この微妙な距離感と、牛が食べるのをストップした時の沈黙の間が、もの悲しくも可笑しかった。
珍しい動物とかが見られる動物園もいいけど、いいもんだよね。こういう動物園も。
最後に一言。あのー、、、誤解招くような発言に聞こえるのであれなんだけど、でも、言っちゃうけど、パンフレットによると、このファームには七面鳥がいるはずだったんだけど、見つかりませんでした。なんでかな?まさかね・・・