スローライフ 雑記

春咲くニューヨーク

2008年3月27日


ミニ・スイセン

週末、プロスペクトパークを散歩したら、ちょっと花が咲いてるじゃないですか!その時はカメラを持っていなかったので、昨日の朝、散歩の出直しをしていろいろ写真撮ってきた。ニューヨークにやってきた春の紹介です♪


最初の写真は、スイセン。英語ではナルキッソス(ナルシストの語源ですね)とか、ダフォディルとか。普通のよりかなり背が低いミニ・ダフォディル。川岸に4グループぐらい群生して咲いてた。クロッカスも早春に咲くけど、花屋さんとか街角ではスイセンの方がよくみるから、ニューヨークの春告げ花は、よっちゃん的にはスイセン。それも黄色のん。

で、噂のクロッカス。

クロッカス

ベンチの後ろにつぼみと枯れかけ(笑)芝生の中に何気に咲いてるので踏まれてるのもいっぱいT-Tなぜか景気よくきれいに咲いてるのがみつからなかったよ。寝坊でまだ咲いてなかったとか?


クロッカスのすぐ近くの花壇には、チューリップがいっぱいだったけど、まだまだ葉っぱだけ。グリーンマーケットではクロッカス、スイセン、チューリップが満開で出回ってるけど、公園のチューリップはまだまだ先のよう。

シラー・シベリカ

さて、こっからはちょっと(自分が知らなかっただけで決めつけるけど)無名の花シリーズ。うつむいてる青い花、シベリアン・スキル/シラー・シベリカ。これも群生していっぱい咲いていた。これ、名札とかついてたわけじゃないんだよ。ネットで調べたの。何科とかわからないし、どこに植物について充実したサイトがあるとかも知らないもんで、ただ、「early spring blue flower」でグーグルのイメージ検索。まさかわかるとは!!衝撃的な写真との出会いだったわ。


こちらはウィッチヘイゼル。前に教えてもらった気がするけど、すっかり忘れていて、また「tree flower early spring orange」で調べた。こんなもんでまたわかるとは~っ!で、ふと、日本のマンサクに似てる?と思って調べたら、マンサクだった。黄色が多いけど。日本で見ると和風だけど、こっちで見ると、洋風な気がする(笑)


ウィッチヘーゼルは、花がこんなんって知る前から、アメリカではドラッグストアで必ず売ってる商品があって、それで名前を知っていた。その薬効、収斂作用のため、化粧水とか、アフターシェーブローションとか、ハーブのレメディ(民間療法薬)としていろんな自然派コスメ、ボディケア用品に使われてる。開拓時代から使われてるスキンケア成分だそうだ。(左のがそれ=セイヤーズなんだけど、ローズ入りなんてあるのね。しらんかった・・・。楽天おそるべし)


そしてサンシュユ(山茱萸)。英語の俗名はcornelian cherry で、学名は cornus officinalis。もう察しがつきますね。ずばり、「tree flower early spring yellow」で調べました!私が名前を知らなかったせいで、無名シリーズに入れられちゃってるけど、よく生えてる木みたいね(笑) これも薬効があって、滋養強壮にいいので、漢方薬や養命酒みたいな健康酒の成分にもなってます。

花のつきかたが、「笑かす木」に似てる。ちなみに、ついでで調べたら、この木も名前がわかってしまった。アメリカハナズオウ。英語だとredbud=赤いつぼみ。英語ってこんなん多い。そのままやんか!みたいな。正確にはピンクだと思うけど、赤いつぼみって名づけるメンタリティからすると、ピンクも赤くなるかもねと納得したりして。


湖畔沿いを一周して、最後はカモメとカナダガンと白鳥に挨拶。

春っぽかった?でも、公園全体はまだまだこんなん。

今日はちょっとあったかかったけど、週の後半はまた最低気温が氷点下~3°Cとか。

リスちゃんもコートが手放せんいうてます。冬服状態だもんねぇ。一足先に春ぶってみたニューヨークでした♪

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