たらふく満足な肉なしハンバーガー。はさんであるお肉みたいなのは、巨大マッシュルーム、ポータベロー・マッシュルーム。普通のマッシュルーム(クリミーニ・マッシュルーム、ボタン・マッシュルーム)が育ったやつですね。日本じゃあまり見ないけど、アメリカだとよく売ってる。厚みがあって、歯ごたえもしっかりあって肉っぽいから、アメリカのベジタリアン料理では、よくメインディッシュに使われる食材。
バンズからはみ出てるので、いかにこのマッシュルームが大きいかおわかりいただけると思いますが、でかいです。(「ポートベロー・レンズ豆コロッケ」の記事にニンニクと大きさ比較した生写真があります。)食べごたえたっぷり。軸をとったら、最初っからハンバーグみたいな大きさと厚さと形なのよね。もう、ハンバーガーにしてくれっていうポータベローの声が聞こえるもん。そうかい、そうかいと、フライパンにオリーブオイルをしいて、ニンニク、醤油、味醂で照り焼きにしましたよ。
いいよー。ポータベローは。この迫力で肉っぽいのに、キノコだから低カロリー。100gで26cal。ダイエットしたい人にはぴったりかも。おいしいし、最高。そのうち誰かが気づいて日本で流行るに違いない。
ポータベローとレタスだけでもいいんだけど、今日は、作りおきのローステッド・ペッパー(ローストした赤ピーマン、パプリカ)をエクストラバージン・オリーブオイルとガーリックとローズマリーとサンドライド・トマトに浸けておいたものがあったので、それも一緒にはさんだ。赤いのがそれ。
ハンバーガーたるもの、具がはみ出てないと(笑)
ゴマトッピング全粒粉バンズに生えてる葉っぱは、窓際産ローズマリーの若葉。ローズマリーの香りは、好き嫌い分かれそうだけど、私は、この、いかにも薬草って感じのえぐみのあるほろ苦い味が好き。飾りというんじゃなくて、本当にこれは味つけ効かしハーブなんだけど、見えた方がかわいいかと思い、刺してみました。どうかしら?オバQみたいで私はすごい気に入ってるんだけど。
あと、あまり見えてないけど特筆すべきなのがサラダ菜。近郊農家直営のグリーンマーケットで調達したトレヴィソ・ラディッキオ。「チオジア・ラディッキオとベルジアン・エンダイブの中間にあたる種類で、ヨーロッパでは古くから親しまれているけど、アメリカ市場ではニューフェース」って書いてあった。でも、この名前でイメージ検索すると、赤紫のラディッキオの結球具合がゆるめの白菜型の野菜が。実は、もうちょっと普通に赤紫色であるべきものなのかなぁ。謎。
歯ごたえ固いけど、湿り気のあるさっくり感があって、ラディッキオのような、エンダイブのような・・・(笑)ちょっと苦味あって、この緑と紫の味がする。(色って、味と結びついてるよね?)野性味あっておいしいので、これはこれでいいんだけどさ。グリルにしてもいいそうだが、うちではひたすら生サラダで食べました。
7月になって、グリーンマーケット、すごい活気づいてきた。あれもこれも食べたいものだらけだけど、新鮮なうちに食べちゃわないといけないし、重ねたり詰め込んだりして持ち帰れないから、一度に買える量にも限界があるので厳選。トレビソ・ラディッキオを買った日は、野生のほうれん草、lambsquarterと、ブラック・ラズベリー、グースベリーを買った。ベリー類、旬の間、力の限り食べたい。公園の桑の実も熟した頃だろう。つまみに行かねば。
あー、夏だねー。