オートミールは、だいたいナッツやドライフルーツ、そこにシナモンとメープルシロップをかけたりして、パンケーキを食べるみたいにして食べることが多いけど、たまには塩味ごはん系でいただいてみたりもする。カフェおじやとでもいいましょうか。
これは、rolled oats (押しオート麦)、millet (粟)、amaranth (アマランス、ヒエ)、quinoa (キノア、キヌア)を混ぜた。あと1つ何か混ぜて五穀米にしたかったんだけど、お米を足しちゃうと火が通るのに時間がかかるので、刻んだニンジンとケール (青汁で有名ですよね)の千切りを加えた四穀で、パッパカ朝ごはん。味付けは軽い塩だけであっさり。胃がすっきりして気持ちがいい。頭の芯から清められるような感じ。
四穀おじやができあがったところで溶き卵を表面にかけて、鍋にふたをして蒸らすこと10分。カフェオレボールによそってから、刻みネギを散らす。作り方は、まさしくおじや。刻み海苔があれば良かったんだけどね。わさびとかちょっとつけてもおいしそう。となるとお茶漬け的。同居人を朝っぱらから拷問というのは可哀想なのでやめたけど、梅干しもいいですね。
ニューヨークのヘルシーフードストアには、こういう雑穀類やナッツ類がよく量り売りされている。お米も量り売りで私は買ってます。自分でビニール袋に好きなだけ取り、レジでお会計。これ、売る側としては梱包の手間や計っては値段シールを貼る手間がないし、買う側としては好きなだけ取れるしで、原始的だけど合理的な仕組みでいいと思う。もう慣れちゃったけど、初めての時は、自分で袋に入れたりすること自体、なんだかちょっと楽しかった。
粟やヒエを日本で食べたことなかったので、こっちで見かけたときは、もう、興味津々。粟は、ぼそぼそしていて、「これは・・・鳥の餌?」って感じだけど、アマランスは、もっちりぷちぷちしていて、おいしいので、うちでは単独でも食べます。キノアは、必須アミノ酸を豊富に含んでいるので、ベジタリアンの人の有効なタンパク源でもある。ナッツの香ばしい風味が感じられておいしいので、最近では、高級レストランでみかけたりするグルメ食品でもあります。
雑穀って、美容と健康にすぐれていて、おいしいので、もっと食べる機会を増やしたいなぁと思う。