最近、一日にブログを2回も3回もアップしている私。忙しいの言葉に全然説得力がありませんね。
『ランチ前の南仏ミニ・トリップ』の後、電車にまたまた飛び乗って、モンペリエに戻ってランチ。生まれて初めてのミシュラン星付きレストラン、『ル・ジャルダン・デ・サンス』。ホテルの中にあって、レストランの半分はガラス張りで、庭が見えて、すごく明るくて気候のいい時のランチは特に気持ちいい。外で食べているグループも一組いた。良さげだったが、テーブルが低くて食べにくそうだったので、私たちは窓側の席に居座った。
階段を下りるようになっている。車いすフレンドリーではないけど、庭が舞台の劇場みたいな作りでちょっぴりドラマチックな演出ともいえる。
アペリティフと水は何にするかと言われ、迷っているとシャンパンを勧められた。他のレストランでは危ういながらもだいたい英語がオッケーだったけど、ここはフランス語オンリー。わかったのは最初に挙がったモエシャンドンだけだった。モエシャンドンが一番安いってことね。ちょっとコワくなり、カクテルに変更。キールを頼んだら、結局、モエシャンドンで作ったキールだったよ(笑)細ーいグラス1杯18ユーロ(2520円)なり。
で、まぁ、おいしかったんだけど、私は、デザートの多さにびっくり。デザートって、コース食べると、既にもう腹8分目はとっくに通り越していて、ほぼ満腹のところを「甘いモノは別腹」とか言いつつ食べちゃうものではありませんか?
なので、こんな風にまずお口直しの冷たいデザートが出てきて、
やっとメインのデザートにたどりつき、ソルベが溶けちゃうとかいいながらあわてて食べると
ここまではとても食べ尽くせないです。(ちなみに上の写真の右側は、ちょっと食べちゃった後)
お持ち帰りとかする人はいないんだろうか。もったいない。これ、今、食べれたら、すごいうれしいのに。
午前中のバタバタとはうってかわり、ランチでは3時間くらいゆったりのんびり。というのも、同行した友人Yちゃんが頼んだワインのラベルのお持ち帰りがなかなか出てこなかったのよね。で、聞いてみたら、「勿論、すぐさまお持ちします」みたいな感じで彼は姿を消し、たいそう立派なカードをうやうやしく持ってきてくれた、
「おー、さすが、ミシュラン星付きは違うねー。素敵なカードだねぇ。いいお土産になって良かったね!」と私が言うと、Yちゃんはじーっとラベルに視線を落としたまま、不敵な笑いを浮かべて一言。「これ、私たちが飲んだワインじゃない」。
ミシュラン星付きは、オチ付き!おあとがよろしいようで・・・