健康・食の安全

健康に最強の食品、スーパーフード14種!

2005年9月27日

洋書:Super Food and Oracle Diet

さて、問題です。昨今の健康業界(ってのも変だけど)で、定説とされ、スーパーフードと呼ばれている体にいい食品14種って何でしょう?


その答え14種の食品紹介と効用、レシピなどが載っているのがこの本、『Superfoods Rx: Fourteen Foods That Will Change Your Life (スーパーフード処方薬:
あなたの人生を変える14の食品)』
(Steven Pratt, M.D. and Kathy Matthews 共著)。

この本が出版されたのは、2004年1月。以来、話題になって、スーパーフードについては、いろんなメディアの健康情報や、女性のライフスタイル誌、料理雑誌などで散々露出していたし、料理学校で習ったことと同じような内容なので、わざわざ本を買うこともないかなと思ってたんだけど、「ユーズド・ブック・カフェ」で6ドルで売ってたので遅ればせながら購入。ずっと気にはなってたのよね。情報の源なわけだから。

これから読むところなんだけど、ぱらぱらっと眺めると、14種の食品紹介だけでなく、その代替食品が並列して紹介されているのと、お買い物のコツとか、食材の名前の由来とか、歴史とか、結構細々と蘊蓄話があって面白いのと、全般的な健康なライフスタイル、食べる量についての指針みたいなことが載っていて、やっぱり売れた本だけあって、内容が充実している。

これは読んでおいた方がいい一冊だと確信。「でもー、英語なんでしょ~?」という方のために、14種が何かってのだけさらっと紹介しちゃいます。

*アメリカのカップは、1カップ=236 ml

**serving サービング=基準量、通常一回に摂取される分量

Super Food 代替食品 推奨量*
レンズ豆、ひよこ豆、グリーンピース、スナックエンドウなど、豆全般 週に4.5カップ
ブルーベリー 紫色のブドウ、クランベリー、ボイゼンベリー、ラズベリー、イチゴ、ブラックベリー、チェリーなど。生、冷凍、ドライフルーツの状態なんでもよし 毎日1~2カップ
ブロッコリー 芽キャベツ、キャベツ、ケール、ターニップ、カリフラワー、コラード、ボクチョイ(チンゲン菜)、マスタードグリーン、スイスチャード 毎日1/2~1カップ
オーツ麦 全粒のもの:玄米、バーレー(大麦)、小麦、バックウィート(蕎麦)、ライ麦、アワ、バルガーウィート、アマランサス、キノア、カミュ、イエローコーン、ワイルドライス、スペルト、クスクス

更にいいのは、小麦胚芽、フラックスシード(亜麻)の粉
毎日5~7 サービング**(ex. 1サービング=1/2カップのご飯, ベーグル1/2個)
オレンジ レモン、グレープフルーツ、ピンクグレープフルーツ、キンカン、タンジェリン(日本のミカンに近いもの)、ライム 毎日1サービング
パンプキン ニンジン、バターナッツスクアッシュ、スイートポテト、オレンジベルペッパー、 ほぼ毎日1/2カップ
ワイルドサーモン アラスカン・ハリバット(オヒョウ、カレイ)、アルバコアツナ(ビンナガ)缶、サーディン(イワシ)、へリング(ニシン)、トラウト(鱒)、シーバス(スズキ)、牡蠣、クラム(アサリ) 週に2~4回
大豆 大豆製品(豆腐、豆乳、枝豆、テンペー、味噌) 毎日大豆プロテインにして15グラム分
ホウレンソウ カール、コラード、スイスチャード、ターニップグリーン、ボクチョイ、ロメインレタス、オレンジベルペッパー ほぼ毎日蒸したもの1カップ、または、生で2カップ
紅茶、緑茶 -- 毎日1カップ以上
トマト 赤いスイカ、ピンクグレープフルーツ、柿、赤いパパヤ 加工トマトなら毎日1サービング、そうでない場合は2カップ
ターキー(皮なし胸肉) 皮なしチキン胸肉 3~4オンス(85~113 g)を週に3~4回
クルミ アーモンド、ピスタチオ、胡麻、ピーナッツ、ヒマワリの種、マカダミアナッツ、ピーカン、ヘーゼルナッツ、カシューナッツ、 1オンス(=28 g)を1週間に5日
ヨーグルト ケフィア 毎日2カップ

以上!

『Superfoods Rx: Fourteen Foods That Will Change Your Life』

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