先週末、ニューヨーク最古の農家の博物館、Wyckoff Farmhouse Museum ワイコフ・ファームハウス・ミュージアムに行ってきた。ニューヨークシティで歴史的建造物として保護指定されている建物のひとつで、1652年に建てられた家。1901年までの間にオランダからの移民、ワイコフ家が増築を繰り返したので、3つの違う時代のスタイルが中では見られます。
最初の写真は、門くぐってすぐのところから撮ったもので、こちらが裏庭キッチンハーブガーデンから撮ったもの。裏庭といいつつ、元々はこちらが正面玄関だったそうで、なるほど、おさまりがいい。
花壇の周りの地面が白いのは、クラムの貝殻が敷き詰められているから。この家が建った頃は海が近かったらしい。
(ゴミの埋め立てで土地が海に進出拡張していったにゃー)
それでは中を見てみましょう♪
めちゃめちゃ暗いんです。中。窓からの明かりだけ。当時はガラスがなかったので、窓も小さい。
イスの前に置いてある樽にハンドルがついてて棒が突き刺さっているのは、バターを作る器械
糸を紡ぐ器械
木のぬくもりを感じますね。いいなぁ。
なんだろ(笑)籾取り機?
家の中は3つのパートに分かれていて、スタイルの違う暖炉が3つ。時代の古い順に
オランダ式。ダッチオーブンいろいろありますね。
英国式
同じく英国式。暮らしが豊かになり、絵柄タイルとか、デコラティブに。
ワイコフ・ファームハウス・ミュージアムがあるのは、イーストフラットブッシュっていうエリア。多分、ニューヨークに長年住んでいても、行ったこともなければ、こんなのがあるなんて知らないという人も多いはず。隠れ名所とでも言っておきましょう。
先週日曜のことなんだけど、前日に近所のカフェで絵ハガキみつけて、「あら、こんなのがブルックリンに。行きたい!」ってことでダンナリンと2人、うちからてくてくてくてくてくと約6.5キロ歩いて行ってきたの。軽いね、フットワーク。家の中にはツアー時じゃないと入れないって知らなかったんだけど、運良く15分後だったので、庭の中をうろうろして時間をつぶし、ツアーに参加。私達2人だけでした(笑)
朝から行ったので、ツアーが終わったらお昼。おなかぺこぺこ。隣にジャマイカン?のカフェバーがあったというか、そこ以外に見えるのはマクドナルドだったので迷わずジャマイカ・ランチ。
手前よっちゃん。カレーゴート(山羊)・ロティ。向こうダンナリン。カレー・ゴート&ライス。
それにしても、こんなのどかなスポットが(イーストフラットブッシュ自体はあまりガラのいい場所じゃなさそうだけど)ぽこっとニューヨークシティにあるのも驚きだけど、おったまげたのは、目的地目指して歩いている途中で目撃したこれですね。
ワイルドターキー?顔は完全七面鳥よねぇ。普通のアパートの敷地内にいたんですよ。全然檻とかなくて、飼われているっていう風にも見えなかったんだけど。。。いやぁ、エキサイティングな街だね、ニューヨーク!
------------------------------------------------------------- ●Wyckoff Farmhouse Museum ワイコフ・ファームハウス・ミュージアム ------------------------------------------------------------- 5816 Clarendon Road, Brooklyn NY 11203 @ Ralph Avenue Tel: 718-629-5400 www.wyckoffassociation.org 入場料 :大人5ドル、学生・シニア3ドル 開場時間 :火~日 10:00-16:00 (11~4月は日曜休館) 館内ツアー:火~金 13:00、15:00 土・日 11:00、13:00、15:00 (ツアーでないと家の中には入れません) 地下鉄 :2,5,B,Q,A -------------------------------------------------------------