食べ歩き、飲み歩き友だちで料理人のYちゃんが「行くんですけど」というので先週行ってきた。私の古巣、ホント、前に住んでたところから徒歩2分のところ、いけてるレストラン街、クリントンストリートに8月にオープンしたデザートカフェ、≪Luxee リュクシー≫。ヴィーガン(絶対菜食ベジタリアン)のメニューも充実しています。
NYのフリーペーパー『NYジャピオン』さんに取材された時の特集でフィーチャーされていたデザートカフェです。日本人オーナーやパティシェについての詳しい紹介記事はこちら。(ところで、左のラディッシュはよっちゃんち産のラディッシュです♪)
最近、ニューヨークはデザート、スイーツが熱いんだけど、デザートカフェっていいよね。私はいいレストランに行ったら、すごい気迫で絶対デザートまでいくというか、できるだけフルコースの勢いで食べ尽くすんだけど、ちょっと状況によっては、食べたいのにおなかいっぱいになってしまって泣く泣くパスするということもあるから、高級レストランクラスのデザートだけお茶の時間に楽しめるというシステム、私は大歓迎です。
あ、最初の一品は、甘いのじゃないけどね。胡麻豆腐とトマトのグラニテと海草サラダとキュウリのピューレ。夏の名残りの味わい。デザートバーには、甘くないお料理も数品あることが多い。sweetの反対は、savory。これも長居しやすくていい。
小さくて甘さ控え目の、あぁ、このくらいが丁度いいのよ~♪というくるみのマフィンがついてます。お皿がまた粋ですね。
で、こちらはYちゃんが注文した(けど私も食べた)りんごとカラメルのリュクシーのスペシャリテ・デザート。ドリンクは、ノンアルコールの柚子サワー。
最初はデザートの方だけ写真撮ったんだけど、Yちゃんが「ドリンクも」というので、「じゃぁ、Yちゃん、写真にはいっちゃうからどいて」と言って撮った次第(笑)私は動きません。いや、その、写真的に、光がどうもあれで(笑)
そしてこちらはココナッツのブラマンジェ。下はサバラン。綿菓子が、普通より細いです。繊細です。カモミールティーとともにいただきました。デザートにカモミールティーは私のしきたりです。
ブラマンジェは私の亡き母の好物。この日、母の誕生日だったのでこれは食べないとと思って注文。ちなみに、母は、ブラマンジェのことを「プラマンジュウ」と呼んでいた。何度正してもプラマンジュウ。マンジュウの部分は、まぁ、気持ちはわかるけど、BがPになるのは解せなかった。アボカドが、よくアボガドと呼ばれたり、ハンドバッグが、ハンドバックだったりするのと同じ現象なんだろうか。
芦屋の奥さまのおうちにお呼ばれしたときに手作りのものをいただいて、たいそう感銘し、作り方を教えてもらって、何度もその味を再現したくて作ってたけど、網で漉す段階で面倒になって、それを省くもんだから、いざ食べるときには「XXさんが作ってくれたみたいな、なめらかなんにはなれへんなぁ」という結果に。
お菓子なんて別に作ることを誰からも強制されてないものを自主的にわざわざ作る割りにツメが甘い。そういうところは私に似ている。あ、私が似たのか(笑)
シメはコンプリメンタリー(無料サービス)のマカロン。
黄色いのがセージ、手前はラズベリー。2人分。1個選べます。あぁ、満足な午後。おいしゅうございました~。カフェはテーブルサービスだけじゃなく、お持ち帰り専用のスイーツもあります。是非、お試し下さい。
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●Luxee リュクシー
6 Clinton Street
New York, NY 10002
212-375-1796
http://luxeenyc.com
月曜定休
火~木: 11:30am-10pm
金~日: 11:30am-11pm
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Yちゃんとデートするといつも「あぁ、またよしこさんとか。いつかステキな人と一緒に、こんなステキな(場所はさしかえ)でおいしいものが食べたい!」と言われる私です。懲りずにまた今週も。恒例の酒サミット。ま、これは日本酒の試飲会で、飲むぜっ!(あ、違う、テースティング)ってイベントなので、そんな扱いはされないので安心です。会場に入ったらめいめい舌のおもむくまま自由行動に近いものになります。気合い入りすぎ。ちょっと前日は禁酒して体調整えるとするか。