アメリカではクリスマスツリーは生木。ホリデーシーズンの思い出って、イルミネーションと、このモミの木のいい香りとともに残っていくわけだけど、さて、クリスマスが終わったらあの木はどうするんでしょうか?ツリーの最後は二通り。1、ゴミの日に捨てられる。2、マルチ(乾燥や凍結を防ぐために木の根元を覆ったり、地面に撒く小さく刻まれた木。)になる。この日曜がご近所公園、プロスペクトパークでツリーをマルチにする大会だったので、ダンナリンと2人、持って行ってきました。
しかし、上の写真の横断幕、「Thank You Very Mulch!」って。サンキュー・ベリー・マッチのマッチとマルチをかけてるダジャレですよ、奥さん。めちゃめちゃベタやな~と思うけど、かわいいよね(笑)
手前のが我が家のツリー。みみずコンポストの表面を覆う分だけ今年は枝をカットしてから持っていった。
マルチ大会会場では、ホットチョコレートやバッチを無料配布してました。このイベントの趣旨は、ゴミを減らして、クリスマスツリーを無駄なくリサイクルして、自然に還元して役に立てることで、ロハス(アメリカでは一般人は使わない言葉だけど)とか、サステイナビリティとか言っていかにもいいことしようでもいいんだけど、それを楽しくやるってニューヨーカーの姿勢、好き♪だわ。子供も喜んでたし。
奥の黄色い機械が裁断マシーン。あの四角いところから木を入れると、中で細切れにされ、逆L字型の煙突みたいなところからばーっとマルチが出てくる仕組み。
できたマルチはボランティアの人々の手も借りつつ、公園のあちこちに撒かれたり、
欲しい人に無料で配られたりする。
↑勝手に持ってっての図
お陰でマルチ大会やってる近くは木のい~~~い香りがしてました。日本では15日にどんど焼きでしめ縄とか門松を燃やすんだよね。お国違えど、なんとなく似たことをするもんだね。やっぱ、シメはきっちりやらんとね。
というわけで、11日の日曜日、ツリーをマルチにして我が家のホリデーシーズンは終了!さばさば!