もう9月も終わり。実は来月6日は私たち結婚記念日。大先輩でもある友だちからそのお祝いにって、じゃじゃん♪すごい素敵なモノが日本から届きました。箱にはキティちゃんとかワンちゃんネコちゃん、ねぶた祭りの切手とか、スタンプとかもかわいくって、開ける前から感動の嵐だったんだけど、あけると中身は、じゃーん♪
純銀とガラス製オリジナル・ハンドメイドの帯留めです♪
プレゼントしてくれた彼女は、私がニューヨークに辿り着いた1994年にともに英語学校で青春時代(笑)を過ごした仲間なんだけど、アートクレイシルバー工房Tigreで、銀粘土アクセサリーのお教室、インストラクター資格取得コースを開いている先生、そしてオリジナル・ハンドメイド・アクセサリーのお店『Silver Tigre』のクリエイターであり、ショップオーナーなんです。(よっちゃん受講模様は過去記事参照→「日本で初体験♪銀粘土教室行ってきた」)
カリフォルニアで挙げた結婚式にも出席してくれて、4年目のアニバーサリーは、花婚式で、よっちゃん着物に夢中だからってお花の帯留めを作ってくれたの。結婚記念日を覚えてくれるなんて、ホントに、うえ~ん、感激よう~;;私の宝物よ。大事にするから、またよろしく!(こらこら)
まんなかのキラキラいろんな色が光るのはダイクロガラスで、これも手作り。そして、裏側も手作り。すごい~。さすが~。
でね、これ、実は、、、届いたのは夏の終わりで、、、なんで今までブログにアップするのをひっぱってしまったかというと、やっぱり、帯留めをした晴れ姿も見てもらわないとと思って、、、それで、、、夏の終わりっていうか、アメリカはレイバーデーが衣替え日ってことで夏着物着収め大会と称して友だちと着物でブランチした時にしていったものの、、、どうも私の着姿が、おみせするにはしのびないもので、、、それで、、、もう一回、今度は友だちの誕生日ランチ番外二人きり編をするのに、私だけこの帯留めしたいからって着物でかけて、それでやっとアップできるようになったというわけでございます。
友だちがOLルックだからっていうから、私のテーマもスーツ感覚。どこがかっていうと、襟元から見えてる半襟が、ワイシャツ生地のサンプルを使ったものなのと、帯揚げがネクタイなところ。着物着る人的には今、スーツ感覚というか、洋服感覚の着物が流行ってるそうですが、全然こういう意味ではありません。とんでもなく暴走してます!こんなところでも、1を聞いても10なんて知りもせず、Zになる私です。でも、ワイシャツもネクタイも、すごいいい織物だし、ネクタイ、絹だし。ありよ、あり。
うーん、もう、この際だから、夏の時のも載せちゃう。毎回着た後は、できた~と思うんだよね。なぜか鏡見ても粗に気付いてなくてっていうか、多少変でもやり直す時間もないからでかけちゃうわけだけど、写真撮ってもらって我が姿を見ると、つっこみどころが満載で愕然とするの繰り返しです。
それに輪をかけて、これ、おでかけから帰ってきた後ですから。お太鼓の上がとがってたの、何故気付かなかったのか。節穴にもほどがある。もーでも、この手の笑い話は次から次に続出で、何が起きてもびっくりしません。
姉にもらったアンティークの紗のウサギと萩の帯なんだけど、すごいへたってて、帯として使うのは無理かなぁ、、、と思ったけど、日本から連れて帰ってきて、一度はニューヨークの街を見せてやらねばと思って締めていったら、案の定、ぴりぴり、、、とお太鼓部分の端っこが破けました TT このかわいい~っていう路線じゃないウサギ、すごい気に入ってたのに。
私が着物、好きになったのは、すごい技術と意匠で美しいからっていう部分も勿論あるけど、普段着として着てきた庶民の知恵に教えられることが多いから。使い回し、違う(笑)繰り回しといって、着物が派手で着られなくなったら羽織にして、傷んで古くなったら長襦袢にしたり、もっと傷んだら、いいところだけをとっておいてキルトみたいに切りばめにしてまた長襦袢にしてと、大事に大事に布としての命を全うさせるべく使い続けるとか、ひれふしてしまうようなMottainai文化だから。豆が3粒包めたら布は捨てたらあかんって言うてたらしいよ。3粒包める布をはいでお手玉できるもんね。
というわけで、いつかこの帯、何かに、できたら着物のパーツとして復活させたいと思っています。(いつかね~)