ニューヨークおでかけ

NYロングアイランド・ワイナリー!
桃太郎のおサルさん気分で行ってきた。

2004年10月14日

NYロングアイランド・ワイナリー

「明日ロングアイランドワイナリー巡りをするんだけど」。先週月曜日、友人のカメラマンから電話がかかってきた。


彼とライターは仕事だが、私はお供。飲んで感想を聞かせてくれればいいという。ライターは車を運転しないといけないし、カメラマンは私が昔作った“ちょびっと発酵しすぎたかもピザ”で「すっかり酔っぱらった」と豪語しているくらい酒に関してはかなり頼りになる男なので、酒といえばよっちゃんということになったらしい。

急な話だったが、この辺はフリーの強み。誰におうかがいをたてるでもなく即決で行ってきた。大人の秋の遠足なのだ。

パンプキンファーム

ニューヨーク市から車で1時間、東の端のモントーク灯台までは5時間くらいのドライブ。ロングアイランドは、自家用ジェットを持ってたりするお金持ちの別荘があることで有名な場所だが、ハドソン川の上流、ハドソン・バレーと並んでアメリカ東部のワインの名産地でもある。カントリーサイドなのだ。のんびりしていい。今の季節は、畑にワイン用のブドウもなってるし、直径1メートルくらいあるようなカボチャもごろごろなっている。

パンプキンファーム

今の季節、ニューヨーク市内では、スーパーに行っても、グリーンマーケット(青空市場)に行ってもカボチャだらけ。いろんな種類があって巨大なものがゴロゴロしてるのも見慣れているが、畑になってるのは初めて見た。思わずかぼちゃのへたから伸びてる茎を目で追って、地面とつながっているのを確認してしまった。「すっごーい。カボチャだー!」とキャピキャピはしゃげず、感嘆するまでに一拍あき、「おお、ほんもんや」と心の中でそっとほくそ笑む。

いやぁ、それにしてもかわいい。車ががんがん走る道路の両側は、ワイン畑とコーン畑、カボチャ畑 etc.(他は識別できない私) で、のどかな田園風景が延々と続く。

ワイナリーは二箇所しかまわる時間がなかったので、飲みまくるというわけにはいかなかったけど、
それでもテースティングなので、ちびちび10種類以上飲めて楽しかった。

味の方は、どっか物足りなかったというのが正直な感想だけど、とにかく、飲めて良かった。
早起きして長時間ドライブで疲れたので、今度は泊まりがけで梯子酒にあやかりたい。

ディナーで訪れた海辺のレストラン。見上げると天の川。
身近に自然があるニューヨークは素晴らしい!

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