雑記

今日の事件

2004年12月14日

ツリートップ
タクシーに乗って新しくアッパーウェストにできたバーニーズCo-opに向かう途中、私のおんぼろ携帯が鳴った。電話に出た時、冒頭の部分を聞き逃してしまい、はっきり誰がかけてきたのかわからなかったのだが、相手がすごく早口でまくしたてるのでそのまま聞いていたら、なんと、明日のアポをキャンセルしないといけないと言う。


この時点で、私は明日11時に撮影のアポを入れていた取材先の女性からの電話だと思ったので、愕然。相手はひたすら「だって、朝からミーティングがいっぱいはいってしまって、ホリデーシーズンだからすごく忙しくて、申し訳ないんだけど、どうにもならないのよ~。来週ならなんとかなると思うんだけど(in English)」とか言ってる。

だが、こっちだってこの期に及んでキャンセルされて、そうですかとは引き下がれないので、「えー!!そんなの勝手すぎる!だってクライアントはもうこっちに来てるし、2日間他の取材もいっぱい入ってるのに今更仕切り直しなんて不可能!今朝アポの確認もしたのに、こんな今になってキャンセルなんてひどすぎるわよ。全然時間取れないの?別につきそってくれなくても、ぱぱっと写真撮るから、なんとかしてよ!」と強く出てみた。

しかし、「ごめんなさーい。どうしてもどうにもならないのよ~。忙しいの~~」と相手も泣きが入る。

私は解決の糸口が見つけられないまま、途方に暮れたまま、だけど、これ以上今話しても埒があかないなと思い、電話を切ろうとする間際、「ところで、あなたは、●●ブティックの人よね?」と念のため確認してみると、「私は○○だけど?」と言う。

あれ?聞き覚えがある名前だけど、●●ブティックじゃないらしい。「えーっと、どちらの○○?」というと、「△ホテルの○○よ」確かに前に電話したことがあったが、アポは入れていない。「あー、、、私たち、明日、何の約束もしてないけど?」と言うと、「え?あなたYoshiでしょ?」うーん、近いけど、私はそんな風に自分のことを名乗ることはないので、違うというと、向こうも「へ?」

どうやら人違いだったらしい。人違いなのに5分くらい私たちは必死で激論してしまった。「もう、びっくりしたよ。あー、よかった。間違いで。じゃあね」と言って電話は切ったものの、ドタキャンされたYoshiさんのパニくりようが、痛いほど想像できてしまう・・・。

そして、、、悲しいかな全くこれが人ごとってわけでもないのよね。明日時間だけ決めて、会う場所が決まっていない案件が1つあって、その人、連絡がつかない!あんなに電話では取材を受けるのノリ気だったのに、メールの返事も来なくて、携帯電話にも出なくて、留守電は満杯でメッセージが残せない。明日の取材、どーなるのー!?

写真、本文と関係ありませんが、この切羽詰まった状況を少しでもなごやかなものにしようと入れてみました。うちのクリスマスツリーのてっぺんです。

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