スローライフ

ニュースによると、今年からはハッピーホリデーらしい

2004年12月25日

クリスマスはキリスト教の人のもんで、アメリカにはいろんな宗教の人がいるからーーというのがその理由なんだそうだ。


まぁ、ごもっともだけど、日本人なんて、年末年始のほんの1週間の間に、クリスマスケーキ食べて、除夜の鐘聞いて、初詣に行ったりする国民なので、ぴんとこない。

うちの同居人はアメリカ人で、私がくしゃみをすると、「Bless you even though I don't believe in God.」とか言ってるくらい無宗教を強調してるけど、クリスマスツリーもお飾りも気合い入れて買いに行ってたし、うちでは今晩、0時が過ぎて25日になったらツリーの下に置いてあるプレゼントを開けるから、国民性の問題じゃなくて、アメリカ国内でも、気にしてない人はいっぱいいたんじゃないかなぁ。昨日から「メリークリスマス・イブ!」ってお互い言いまくってるよ。

あ、ちなみに、くしゃみをした人に、アメリカでは間髪入れず、「(God) Bless you!」と言います。くしゃみすると隙ができて、そこにデビルがしのびこむので、その厄除けみたいな理由だったと思う。これって、訳すと「神の御加護あれ」なので、これもキリスト教にもとづいた習慣?そしたら宗教しらない状態では使うべきではないってことになる。

そんなことより、私はアメリカに来て、大統領(当時クリントン、今ブッシュ)がスピーチの後に必ず「God Bless America」とか、「God Bless You」と言うってことに気付いて驚いた。言うのは知ってたけど、毎回、絶対、必ずなのでだんだん疑問に思えてきた。建前的にも政教分離しなくていい国なの?

カメラ目線で、妙に間をもって言ったりとか、かなり感情のこめかた、表現の仕方を工夫してるように映る。多くのアメリカ人のハートをぐっととらえるキメ台詞みたいに使われているので、こっちの方が私は気になるけどなぁ。

<参照ニュース>

Yahoo! Japan News

クリスマスの宗教的表現めぐる論争、米国で高まる

[マイアミ 16日 ロイター]

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