スローライフ

Oh, My God オーマイガー

2005年1月20日

人気シットコム、『Friends フレンズ』のチャンドラーが間をためて、「オー、マイ、ガー」というあれ。直訳すると、「おー、神さま」なので、大阪生まれの私はつい、吉本新喜劇のおばあちゃん男優、桑原和夫さんを想像してしまう。

助けを求めたい時、困った時、深刻な事態に直面した時に使うだけじゃなくって、「ありゃま」くらいの驚きようでも使われているフレーズなんだけど、似たような状況で、「Oh, my goodness」とか「Oh, my gosh」とか数パターンあるのが、何か違うのかずっと不思議だった。

結論からいうと、別に違わないらしい。


敬虔なクリスチャンは、godを気安く口にするのがはばかられて、他の単語を使うようになったんだって。Oh, my g まで言いかけた時に、goshやgoodnessと言い換えて、セーフってな感じで広まったんでしょうか。

同様に、God, damn it! (畜生め!/くそ!) の代わりに、Gosh, darn it! とか、Gol, dern it! っていうと、婉曲的な、やわらかい言い方になるそうだ。

日本語でもお下品な言葉ってあるけど、英語って、この手のものがとても多いと思う。fuck なんて(あ、書いちゃった)、テレビで放送禁止なのが不思議なくらいストリートでは誰もが使ってるし、映画でも連発してる。

でも、そんなお下品な言葉使えないわって人は、fuck の代わりに、fudge って言ったりするそうだ。fudgeって、キャラメルのファッジね。お菓子の。(私はリアルライフでは聞いたことないけど。)

同居人のお母さんは、彼が小さい頃、shit! (くそ!/ちぇ!) の代わりに、sugar!って言ってたそうだ。sh と発音してしまってから子供がいることに気付いて、sh---yugaaar! みたいな。shitくらいは誰が言っても大丈夫な単語かと思ってたけど、そんなことなかったのね。

こないだ、shit はお下品だけど、sugar を真似するのもなんだしと思って、甘いものつながりでクリエイティブに、「シロップ!」って言ってみたら、同居人が「?」の顔。syrupはsh の発音じゃないってことに言ってから気付いた。だめじゃん。

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