フランス

*ボルドーの名物焼き菓子、カヌレ [day01: ボルドー]

2005年5月3日

ボルドー名物カヌレ

これはめちゃうまだった!カヌレ (caneles) っていうボルドーの伝統的スイーツで、みんなこの形してて、大きさも同じでフランス中あちこちの駅で見かけた。銅製の焼き型も売ってたし、みな同じ型で焼いてるんだろうな。


がわのねっとりとしつつばりっとした香ばしさ、ケーキ地からどうしてあんなに粘りが出るのか、生まれて初めての不思議な食感。

旅行中食べたお菓子の中で一番おいしかった。ミシュランの三つ星レストランで食べたデザートより気に入ったくらい。(素朴なモノが好きなのね、結局・・・)

これ、また食べたい。今、ちょっと調べたら、小麦粉、砂糖、バター、牛乳、ラム酒、バニラエッセンス、グラニュー糖が材料で、焼き型には、蜜蝋を塗るんだそうだ。ほほう。蜜蝋がどうやらキーですな。

ボルドーのパティセリエ一度、絶対作りたいリストの現在トップ。フランスはお菓子王国だなぁ。あぁ、こういうおいしいお菓子、もっと食べたかった。

また行きたい。今度は、こういうものをつまみ食いしてまわりたい。今回の激しい食いっぷりをもってすれば、この手のものなら、相当いけそう。なんせ、私は、今回の旅行で、「イタリア料理って軽い、テイクアウトの中華って軽い」と思ったくらいだから。

ちなみにこれは、写真のお店で買って食べた。こないだのお菓子の人形軍団 (*フランスのかわいいお菓子 [day01: ボルドー])がいたお店です。お店の前の自転車がいい味出してるね♪


追記:

あのう、カヌレって、私は、今回のフランス旅行で初めて食べたんですが、日本では割と普通なお菓子なのですか?

カヌレ・ド・ボルドー10個
銅カヌレ型
蜜蝋 / 50g
マイヤーズラム 50ml

↑楽天でみつけたカヌレ・ド・ボルドー、銅カヌレ型、蜜蝋、マイヤーズ(ラム酒)小瓶

『フランスの地方で巡り逢ったパンとお菓子の本格派レシピ』

ビゴの店シェフ 藤森二郎 著



*第1章 フランスの地方で出会ったパン

アルザス地方の発酵菓子/クグロフ/フランスを代表するパンの原点/フランスパン/おしゃれなパリの香り/クロワッサン・オ・ブール/美味しいバターの村があるポワトゥ・シャラント地方/ブリオッシュ・シャランテーズ/フランスの田舎に伝わるパン/パン・オ・ルヴァン/ミディ・ピレネーの素朴な味/バゲット・ペイザンヌ/アルプスの麓ローヌ・アルプ地方で出会った/セイグル・ノア・レザン/ノルマンディ産乳製品がたっぷり/パン・ド・ノルマンディ/プロヴァンスの昼食で、オリーブオイルとともに/フォカッチャ/ブルターニュの海の幸とともに/セイグル・ルヴァン・ナチュレール/南仏コート・ダジュールで出会った海草入りパン/パン・オ・ザルグ/プロヴァンス地方のユニークパン/フーガス/南仏のアンチョビーが決め手のサンドイッチ/パンバニヤ/パンの美味しいパートナー


*第2章 パン屋さんが作るお菓子

新年に食べる「王様のお菓子」/ガレット・デ・ロワ/ブルゴーニュ地方のスパイシーなパウンドケーキ/パン・デピス/有塩バターで作るブルターニュのお菓子/クイニィ・アマン/素朴なボルドーの地方菓子/カヌレ・ド・ボルドー/美味しいパンをもっと美味しく/パン・ペルデュ/プロヴァンス風味の小粋なガトー/シュケット

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