8月21日~28日の1週間行われたHowl Festival (www.howlfestival.com)。ニューヨークの夏のフィナーレを飾るアート&パフォーマンス・イベント。週末、ダーリンがイーストビレッジの公園、トンプキンス・スクエア・パークを囲むキャンバスに絵を描く「Art Around The Park アート・アランド・ザ・パーク」に参加したので行ってきた。以下、2日分の写真をまとめてアップ。
140人以上のアーチストが参加。2日間かけて描く人もいれば、前もって描いたものを持ってきてコラージュして、とっとと仕上げる人もいる。
これがダーリン作。"WAR IS OVER IF YOU WANT IT" はヨーコ・オノ&ジョン・レノンの有名なインスタレーション。あてがわれたキャンバスの下部は切り取ったので、芝生がバックグラウンド。えー、彼は、子供の絵本のイラストレーターなんですが、ポリティカルなイラストも描いてたりして、アート・アラウンド・ザ・パークでは、去年は、チェイニーがダースベイダーで、ブッシュがルーク・スカイウォーカーという図、一昨年はブッシュがフランケンシュタインという図を描いてた。絵本のエディターには内緒の裏家業だったりして(笑)
今年のアート・アラウンド・ザ・パーク、全体的に昔と比べて政治色が減ったというか、メッセージ性が薄れ、お祭り的要素、アーチストのセルフプロモーション的色合いが濃くなったような印象を私は持ったけど、地元的には超有名なアーチストも参加してたりして、なかなか見応えもあった。
ローワーイーストサイドの伝説的グラフィティ・アーチスト、チコや、
チャールズ、
イーストハーレムのグラフィティ・アーチスト、デラベガとか。でも、知らない人は知らないので、チコにサインもらった男の子は、一緒にいた女の子に、それがいかに名誉なことかを熱弁ふるって説明してたけど、全然伝わってなかったりして。あれは、温度差というなら、沸点と絶対零度くらいあったなぁ(笑)
土曜日は、午後おそめからはドラッグクイーン(派手な女装のゲイ)がカツラをかぶって集うライブ、「Wigstock ウィッグストック」。初めて見る人にとってはインパクトあったのかもしれないけど、これまた、10年前の規模を思うと、さびし~~集いだった。
個人的には知らないけど、私、多分、この人達、何回もウィッグストックで会ってる。何回も写真撮った覚えがあって、すごく親しみを感じちゃったりしてるんだけど、向こうは写真撮られまくりなので全然覚えていない。
日曜の午後は、「Charlie Parker Jazz Festival チャーリー・パーカー・ジャズ・フェスティバル」。えー、、、どんなすごいジャズ・ミュージシャンが演奏していたのかは、音楽に関して偏った知識しか持たない私には知る由もないのだが、無料で、素晴らしい野外ライブミュージックが聴けて幸せでした♪
全然、哀愁というものが滲み出てない気もしますが、今日は、夏休み最後の日曜日。あぁ、夏が去ってゆく~T-T 心の奥でしんみりなのでした。さぁ、今から部屋を片づけて、月曜からはちゃんと働くのだ~!(あ、働いてたんだけどさ、先週も・・・)