昨日のレンズ豆のスプラウトは、『Ann Wigmore's Recipes for Longer Life』に啓発されて育てたもの。
Dr. アン・ウィグモアは、フロリダにある健康施設、「ヒポクラテス・ヘルス・インスティテュート(www.hippocratesinst.com)」の創設者。70年代にローフード・ダイエットを基軸とした代替治療普及するために国際的に活動した人。1907年リトアニア生まれ。15以上の著作があるが、この本では、スプラウト、ウィートグラス(小麦の葉)、インドアグリーン(スプラウトみたいなものだけど、こちらはクロロフィル)、発酵食品など、彼女の基本理念について軽く触れた上で、レシピが紹介されている。
お料理とは関係のない装飾的イラストがセブンティーズチックな雰囲気を出してる手作り感溢れる本。エコロジーと健康食に興味があって、英語が苦にならない人にはお薦めのローフード・レシピ本。全ページ白黒で、写真は一切ありません。ミミズちゃんコンポストのお話も1ページあったり、自分でスプラウトやウィートグラスを育てたりといった大元からの Do it yourself エコロジー・クッキング・ライフが私の心をがっちり捉えた本である。
1.スプラウトって、何がいいの?
2.スプラウトの作り方
について以下書きます。今日の記事はちょっと長いよ。
1.スプラウトって、何がいいの?
Dr. アン・ウィグモアは、『Ann Wigmore's Recipes for Longer Life』の中で、
この「人間の体が吸収しやすい」っていう所が重要ポイントで、例えば、健康食のレシピ本や家庭向け医学書を出版しているアメリカのMayo Clinic では、天然のミネラルウォーターのミネラルは、食物中に含まれるミネラルとは違い、体が吸収できないと発表している。なので、おいしいから飲むというのは意味があるけど、ミネラル補給に着目して飲むというのは、お門違いってことになる。 |
といっている。
でね、スプラウトって、作るとね、単純に、「わーい、芽が出た!」ってすごい嬉しくなる。生命のエネルギーなんだろうなぁと思う。で、私は、スプラウトとして食べない時も、玄米や豆は、一日1~2回水替えして、2~3日浸水させたりしています。柔らかくなるので、調理時間が短くなるし。玄米とか、ちょっと発芽してカワイイ。
こういうことをしていると、whole food dietって正しいなぁと直感的に思う。あ、ここでいうダイエットは英語で、「食のスタイル、ポリシー」くらいの意味も含みます。体に悪かろうと、美味しいなら何でも体験したい私ですが、基本食は、ホールフード&オーガニックを心掛けていて、発芽玄米を始めて自分で作った時、私の食の道は、これだわと思った。白米、芽が出ませんから(笑)そして、オーガニックじゃない種子類というのは、何らかの化学薬品がスプレーされている可能性もあって、それは体に悪いだけでなく、発芽率も悪いんだそうだ。
2.スプラウトの作り方
■材料
・オーガニックの豆類(小豆、そら豆、大豆、ひよこ豆、レンズ豆など乾燥豆ならなんでも)、穀類(小麦、ライ麦、オーツ麦、ヒエ、粟、玄米など)、その他ブロッコリー、蕎、アルファルファ、クローバーなどの種。要は、精製されていない植物の種類
・水(フィルター水、蒸留水、ミネラルウォーター)
・道具:ボウルとストレイナー(網のざる)
■私の作り方
えー、本を読んでもその通りに実行しない私の簡易バージョンです。本家通りじゃないとヤダという人は、本をお読み下さい。
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ポイントは、種が乾燥しないことと、水を腐らせないこと。なので、しっかり洗ったあと、ざるは軽く降るだけにとどめて、ボウルにセット。これだけ。簡単!料理の片手間で勝手にできあがり。鉢さえ使わないガーデニング的楽しさもあります♪