ほ~ら、秋の収穫、かわいいカボチャが2つとザクロ、獲れましたのよ、おほほ。なんて、うちょ。自然食品店、ホールフーズマーケットで買ってきたKuri Squash クリ・スクアッシュ。レジで「何これ?」って聞かれたので、誰でも知ってるカボチャではないようだ。すごいきれいな濃いオレンジよね。栗カボチャとは違う?Kuri=栗って気がするけど。。。
もっと大きいのもいっぱいあったんだけど、私は中身をくりぬいてローストして、それをカップにして1人1個のパンプキンスープ大会にするつもりだったんだけど、ハロウィンの夜はダウンしてたので、本日お昼に着手。
まず頭をおとして、座りがいいように底もちょっとおとして、さて、種を取り除こうと思ったら、えらい種とそれにからまる繊維が多い。スープにするための実がないことが判明したのでスープ案、却下。レンズ豆のシチューがあったので、それを詰めることに。
まずは中を空にしたクリ・スクアッシュの実の部分にエクストラバージン・オリーブオイル、塩、コショウを薄く塗って、中にガーリック1片をほうりこんで、切り口を下にして180度のオーブンで15分。
いったん取りだして、レンズ豆のシチュー(レンズ豆、ニンジン、玉ねぎ、セロリ、缶詰の湯むきトマト、クミン、コリアンダー、ガーリック味)を詰め、へたのフタをしてさらに焼くこと15分。
カボチャに竹串を刺して、すっと通ったら、へたのフタをはずし、もうちょっとシチューをのせて、さらに7分くらい焼いてできあがり。
ちょろっと見えてるのは全粒粉と普通の小麦粉のフランスパン。カボチャ仕上げの頃に一緒にオーブンに入れてトーストし、アンチョビ・バターを塗った。色目や舌としては、フレッシュなグリーンサラダとかまだ食べたい気分だけど、野菜たっぷりボリュームたっぷりなのでここまで。
先月はずっと忙しかったので、ランチや朝ごはんはダーリンも私もそれぞれのオフィス(部屋ですけど)でひとりで食べてばかりだったんだけど、今日は久々にテーブルにつき、おしゃべりしながら一緒に食べた。3時間とか5時間とかかかる塊肉のローストを思うとそれほどスローフードでもないけど、秋の気分がいっぱい詰まったカボチャのお陰で、本日のランチタイムは、とてもゆったり気分だった。
テレビ見ながら、ウェブサーフィンしながら食べるより、素朴な家庭の一皿だけの料理でも、きっちり食べ物と対峙して食べるって神聖な感じがしていいですね。かしこまるような料理じゃないんだけど、背筋がすっと伸びた午後でした。