パーティー、イベント料理

お正月料理 from NY

2006年1月3日

元旦お節お正月

がんばった自分を褒めてあげたい。すいません、新年早々、ポジティブ思考全開です。でもでも、見てみて!作ったの~!お節料理!!去年のお正月もちょっとは作ったんだけどね。お頭付きの鯛を塩釜焼きにして、その豪華さでテーブルをもたせ、他はシンプルにすませちゃった。今回は、できるだけ伝統に則ってちまちまコツコツと作ってみました。


いやぁ、和食は手間かかる。料理の手法もさることながら、デリバリーに頼った普段の食材調達法では手に入らないものが必要になってくるので、足りないものを揃えにチャイナタウン行ったり、日系のスーパーを梯子したりで買い出しがたいへん。その時間がなかなかとれず、29日くらいからぼちぼち作るつもりだったのが、結局31日のお昼ご飯後にようやく着手。いつもながら、ぎりぎりになって猛スパートをかける私なのでした。

昆布と花鰹で出汁を引き、日本酒も箱酒だけど買ってきて、友だちからもらった味醂もありがたくふんだんに使ったので、お味は正統派。日本酒、まだ残ってるので、これがあるうちは、和テイストな料理、作る気になるわ♪今年は一日一品は創作でも和なものを取り入れたいと思ってます。(バーゲンやってるうちに、お皿買いに行かなくっちゃ!)

それでは、一品ずつレシピ、、、とは参りませんが、何作ったかだけでもさらっとご紹介。ブログ、ちょっと久々だし、見てみてモードよっちゃんよん。まずは、お雑煮。地方によっていろいろあって面白いよね。確か、鳥取はおぜんざいなのよね?うちはおすましです。ちなみに母・大分、父・大阪です。出汁、醤油(本当は薄口醤油だけど...)、酒・味醂少々で味つけ。具は、焼いた角餅、皮つきから茹でた冬タケノコ、椎茸、春菊、海老。手綱こんにゃく作ってたのに、入れるの忘れちゃった。ちょっと、具、多すぎ?(笑)お餅、2個入りだし。

鶏松風焼き、サトイモ白煮
煎った銀杏、里芋の白煮、鶏みそ松風焼き。

鶏は、Bone-in Whole Chicken Breast(皮・骨付き胸肉1羽分) から皮をむいた片胸肉のササミ以外の部分をフードプロセッサーにかけて挽肉にして作った。挽肉も売ってるんだけど、挽肉ってどこの肉かわからないにしてはいいお値段なのよね。今回は、皮も料理に使うつもりだったので、大きいけど、胸肉を丸ごと買った。残りは冷凍庫へ。

松風焼き、ダーリン的には一番ヒット。お肉だしー(笑)材料を説明した上でチキンケーキということにしておいた。お菓子じゃなくても、こんな風に固まってるものは、cakeでオッケーなのだ。



大皿盛りお節料理
お次、大皿に盛り付けたのは、海老の酒塩煮、伊達巻き、鶏皮と昆布で牛蒡を巻いた八幡巻き風のもの (よっちゃん今回いきなり作ってみたオリジナル)、叩き牛蒡、黒豆。

伊達巻きは、オーガニックのティラピア(鯛みたいな味の白身魚)があるっていうんで FreshDirectで注文したら、実はなかったってことで届かなかった。急遽、近所のスーパーから、cod 鱈を買ってきてこれまたフードプロセッサーですり身にして作った。注文したものが予告なしに在庫切れで届かないのが困りものだわ!ワインも2本、届かなかったから、結局、近所に買いに走ったしさ。

写真だとわかりませんが、黒豆は初めて作ってみて、失敗。あまり柔らかく炊けなかった上、皮も破れてしまったのが多く、おまけに甘くもなく、ダーリンに、「Soy (大豆)?」と言われた。まさにそんな感じ(笑)ま、実際、黒い大豆なんだけどさ。こういうものは、割り切ってしっかり砂糖使わないとダメだね。

丹波産黒豆なんてものは手に入らないので、常備していたけど使ってなかった black soy で作ってみたの。何時間も炊いたのになぁ。固かった。時間切れ(笑)豆が古かったせいもあるんじゃないかなぁ。古いと柔らかくならないって、何かで読んだ覚えがある。

栗きんとん、お煮染め、生寿司とサーモン・グラブラックス、紅白なます

左上から時計回りに、栗きんとんもどき、お煮染め、紅白なます、サーモン・グラブラックス、酢漬けニシンの生寿司。

スイートポテト、売ってるけど、オーガニックデリバリーのヤムがあったので、それをサツマイモ代わりに使用(やっぱり創作になる私の料理)。栗は殻付きから茹でた。これの皮を剥くのが今回一番の手間だったよ!クチナシが手に入らなかったので、サフランで色を付けようとしてみたけど、思惑通りにはいかず。

でも、栗、面取りしてれば成功したかも。もったいながりの私は、渋皮をちまちま手で剥いたので渋皮色に染まってる部分と、黄色くなった部分とでだんだらになっちゃった。味はよかったけど、見た目が・・・ということで、一部は栗のかたまりとして残しつつも、蒸したヤムと一緒にフードプロセッサーでががっとコース。ヤム色=オレンジ色の栗きんとんです。

お煮染めはニンジン、れんこん、ごぼう、味がよく染みるようにちぎったこんにゃく、別にゆでた絹さや、干し椎茸。花れんこんにしたので、細切れになった分は、別にニンジン、出汁をとったあとの昆布、椎茸と一緒に煮て、五目ご飯の素を作った。だって、れんこんなんて、滅多に買いませんから、ここは手間を惜しまず、無駄なく。

鶏は松風焼きがあるから、いり鶏にはしなかった。なますは、赤いニンジンがなかったので、普段のオレンジっぽい色のニンジン。大根、かつらむきしなくて、万能スライサーで作ったので、これは手抜き。

締め鯖作りたかったけど、チャイナタウンの魚屋では、やせたサバしかなかったので断念。ニシン herring の酢漬け瓶入りを買ってきて、薄切りにして、ゆで卵を裏漉ししたのをかけただけ。

サーモン・グラブラックスは自家製。砂糖と塩を1:1で混ぜたものをいっぱいまぶして、1日おくだけ。本格的なレシピだとウォッカとか使うけど、シンプル版でもあっさりと美味しい。通常はディルと一緒に締めたりするけど、今回はお正月料理用なので、締め鯖みたいに昆布でくるんで作ってみた。これは成功!(作り方:「手間なし簡単サーモン・グラブラックス」参照)

本当は、ここに、ロブスターの具足煮が加わるはずだったんだけど、もう、十分だろう(笑)ってことでそれは、今日作って食べます。多分、白ワイン蒸しかな~。いろいろお正月料理の残りがあるから、何品も作る手間が省けて、当分楽ちんだわ♪

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