生クリームやら卵黄やらを使った本格的アイスクリームは手間がかかるので、私はもっぱらフルーツを凍らせたものでシェイクがもっともったりしたソフトクリーム的固さのフローズン・スムージーをよく作る。ミキサーかければできあがりだから簡単だし、よ~~く熟したフルーツにバナナも入れれば、甘味なんて何もいらない。
でも、イチゴやらピーチやら、スムージーでよく使うフルーツは夏♪って感じ。旬をね、食べないとねーってことで作ってみたのがこれ。オレンジ色なのはピューレしたパンプキン+豆乳少々で、ちょろちょろ顔をのぞかせているのは栗。自家製ならではってことで、調子にのってダーク・ラムたっっっぷり入れた。弱い人だと一口で酔いそうな大人のスイーツ、パンプキン・マロン・ジェラートです。
アメリカのパンプキン、甘くないので、メープルシロップで甘味を加え、冬っぽいスパイス、シナモンとナツメグ入り。
つきささっているのは、ココアじゃなくて、キャロブ・パウダーと卵白と粉砂糖で作ったメレンゲのようなレディースフィンガーのようなもの。こないだ、マヨネーズを作ったから卵白があまったので、それで作った。珍しく粉砂糖とか使ってみた。メレンゲは軽さが信条なので仕方ない。いつも素朴でヘルシーというと聞こえがいいけど、ぼろぼろした、なめらかとか、繊細とかっていう表現からは無縁のお菓子ばかり食べさせられているダンナリンは、口に入れた瞬間にじゅ~んと解ける初めての食感に、ちょっと驚き、すごい美味しそうに食べていた。愛あってこそなんだけどー ^^; ちょっと可哀相だったかも(笑)たまには普通のものも作るべきかしら(笑)
パンプキン・マロン・ジェラート、作り方は簡単なので興味が出た人は自力でチャレンジしてみてください(笑)好きな甘さにした蒸したパンプキンと豆乳で作った固めのピューレにナッツとかレーズンとか、混ぜたいものがあれば混ぜて容器に入れて凍らせて、半分凍った頃に木べらとかでまた混ぜて、がちがちの氷じゃなくて、ちょっとなめらかになるようにしたらできあがりです。
アルコール類は、どうしてもとはいいませんが、かちんかちんに凍りにくくなるので、お酒好きな人は、ここぞとばかりに思い切ってどうぞ。
凍りすぎたら、食べる前に室温なり、冷蔵庫なりでちょっと溶かして、また混ぜるといいです♪