
日本の方がおいしい食べ物がある。魚介類の鮮度に関してはは言うまでもがな。こと市場で見た鯖が素晴らしかった。もう、ぴかぴかで目がきらきらしてて、身がぱんぱんで胴体が平べったくなくて、カツオのごとく丸々としていて、ザルに小ぶりのが4匹ずつのっかっている姿にほれぼれ。まぁ、あのクオリティは日本でもなかなか見られないものだったと思うけど。あと今回の里帰りで印象に残ったのは、新玉ネギと新キャベツ。
キャベツの方は、東京六本木の魚介が自慢という(元魚屋とか言ってたっけ?)居酒屋で注文したサラダがすごいおいしかったの。びっくりするくらいの大盛りだったのも嬉しかった。2人で行って、他にいろいろ注文しつつ、あの天こ盛りキャベツサラダを平らげた私たちって、かなり優等生なんじゃないかしら。
イサキ(だったかな)のカマ焼きに至っては、目玉の周りのぷよぷよ含むもうこれ以上食べるとろないよねってくらい完璧に食べつくしてウェイターの若者に喜ばれたし。私は子供の頃からなぜか魚にかけては徹底的に食べ尽くす傾向があった。目玉まわりまで食べるようになったのは大人になってからのことだけど、焼き魚の背びれ周りのこまかい身(ヒラメでいうエンガワ部分)までお箸でほじっては「ここ、面倒くさいけど、やたら美味い」とか内心ほくそえみながら延々食べてるオヤヂ子よっちゃんだったよ。
話題をキャベツサラダにもどそう。柔らかい芯キャベツの極細千切りてんこもりに、同じく極細千切りにして揚げたポテトチップス?みたいなのがのって、醤油レモン味のドレッシングがかかっていた。その思い出を再現してニューヨークに帰ってきてから食べたのが上の写真。
よっちゃんバージョンのキャベツサラダ。トッピング+ドレッシングはエクストラバージン・オリーブオイル、醤油、玄米酢、柚子果汁(瓶もの)を混ぜたものにバジルの千切りとちりめんじゃこ(from Japan!) を混ぜたもの。ドレッシングも違うけど、大きな違いが2点。千切りが太い^^; 思い出って膨らんでいくからさ(笑)そして何よりキャベツの質。
固いのよ!!!桁違いに。
どんくらい固いかっていうと、そうだなー。日本の新キャベツでもなんでもないキャベツの芯と同じくらいかなぁ。色は同じで見かけも同じだけどー。
アメリカには、葉っぱがシワシワのサボイキャベツと日本のキャベツみたいなグリーンキャベツがあって、サボイの方が柔らかいんだけど、これはグリーンキャベツなので格別に固いよ。品種改良してない原種なのかな。もう、同じ種類の植物とは思えないね。生で食べることを想定してないのかもね。
ま、噛むと惚けないっていうし、唾液いっぱいでて消化よくなっていいよ。日本に帰る度、食べ物がなんでもかんでも柔らかいなーと思う。アメリカ、まぁ、キャベツはもうちょっと柔らかくてもいいかなって思うけど、噛みごたえのあるものが多いこと自体は自然でむしろ好きだし。
こないだのお昼ごはんは、このキャベツ大盛りサラダ(写真くらいのおかわり)とワカメと玉ネギのお味噌汁。日本で普段あまり食べない白いごはん、白いパンを食べて(ビールやら日本酒やら焼酎やら毎日飲んで、、、あ、原因はこっちか!!)3キロ太って帰ってきたので、炭水化物抜きダイエットしてみました。一食だけだけど(笑)