
今朝、夫に「They are gone.」で起こされた TT でも、落ちたんじゃなくて飛んでいったんだからいーんだと諭され、そうだと思うけど、1ヶ月前に戻った、この、下まで届いていないカーテンの隙間から見える風景が不思議なものに思える。何かがなくてはならないのに抜けている。外にとめておいた自転車が盗られた時、もうそこに自転車がないのはわかっているのに、焦点を定められないまま見つめるでもなく、眺めるでもなく、見るでもなく、佇んでしまう、あの行為と似た視覚活動。「見る」っていうのとちょっと違う。心に空いた‘ぽっかり’を、外の世界に投影してるような、そんな感じ。
これらが日曜のラストショット。
両方のヒナが羽ばたくのは見たことがなかったから、まだもう数日巣立ちは先なんだと思ってた。サニー(多分、勝手に決めた)が10センチくらい飛んだ時には、まだろくに飛べないのに落ちちゃわないかと冷や冷や心配したけど、ピースの背中に舞い降りてた。お母さんモーニングドーブは、この後、プランターの外側の淵の方に移動した。我が子の落下の危険を呈するためだよね。親心にもきゅんとした。
きっと日がまだのぼらぬ夜明け前、巣立ったんだろう。ソニーの方はさっさと。ピースの方は、おどおどしてるのを励まされて。
思えば、これは最後の家族団らんのひとときだったんだな。。。
達者で暮らせよ~~!!