健康と美容にいい上、風味があって味わい深い。そして、生きものを育てる喜びというものも感じられるので、私はとにかく発酵食が大好き。これまでコンブチャ(紅茶キノコ)、ビーツクヴァス、どぶろく、甘酒、ジンジャーエール、味噌(大豆、ヒヨコ豆)、納豆、ヨーグルト、カスピ海ヨーグルト、ケフィア、フレッシュチーズ系いろいろ、ザウアークラウト、キムチなど野菜の漬けもの系各種、酒盗、イカ塩辛、梅酢、ココナッツヨーグルト、発酵ココナッツウォーター、豆乳ヨーグルト、酵母おこしからはじめる天然酵母スロー発酵パンなどなどなどを作ってきました。
これらの中で、カスピ海ヨーグルトは、死に絶え、ジンジャエールは、発酵が進みすぎて瓶が夜中に爆発するという事故があったっきり作ってなかったりするけど、その他のものは、私の「とにかく毎食何か発酵食を食べるダイエット」に貢献してくれています。
私の場合、「簡単にできる」という点が絶対条件なので、もうあまり目新しい発酵食で作れそうなものってないなぁと思っていた今日この頃なんですが、発酵豆ペーストなるものを『Nourishing Traditions』という本(すごい昔買った本なんですが、全部読んでなかったんです~)で発見し、参考にして作ってみました。
【材料】
- 小豆 ....... 3カップ
- 玉ネギ ....... 1個 粗微塵切り
- ニンニク ....... 3片 微塵切り
- シーソルト ....... 大さじ1
【作り方】
- よく洗い、一日浸水させた小豆を、柔らかくなるまで茹で、水切りしてボウルにあける。
- 残りの材料を加え、木べらで混ぜ、清潔な瓶の底など面積があって堅いものでつぶす。(フードプロセッサーでががっといくもよし)
- メイソンジャー等、清潔な広口瓶に2.を入れ、蓋をして室温で3日おいてできあがり。パンやクラッカー、トルティーヤチップスなどにつけて、ワカモレみたいな感覚でどうぞ。冷蔵庫で保存してください。
スペインの大学によるリサーチ結果によると、発酵食を食べるのをやめると、腸内の善玉菌が減り、その後、ヨーグルトだけを食べても善玉菌は増えず、複数種類の発酵食を食べて初めて善玉菌が増え始めたそうです。
発酵食品は、好き嫌いが分かれるところ。お口に合うもので、あれこれ食事に取り入れるための選択肢のひとつとして発酵あずきペーストがお役に立てばうれしーです♪