ニューヨーク食べ歩き

ニューヨークのブランチ

2005年1月10日

エッグベネディクト

休日のブランチは最高。寝たいだけ寝て、目が覚めた時に起きればよくて、朝ご飯を作らなくてもいい。(皿を洗わなくていい>同居人の声)今日みたいに天気がいいと一段といい。ブランチって、朝食 breakfast+ランチ lunch で brunch って、考えてみると結構ベタね(笑)そういえば、薄いコーヒーが好きという友だちは、職場でコーヒーを作ろうすると、みんなから、「コーティーはやめてね」と釘を刺されるらしい。彼女が作るコーヒーは、薄くて紅茶みたいな色してるんだって。私もそれは飲みたくないなぁ。

えー、とにかく、日曜、クリスマスツリーをニューヨークの地面に返還した後、久しぶりにブランチに行ってきた。ブルックリン、まだ新参者なので、お店はなるべく初めてのところを選ぶようにしていて、今日行ったところも、歩いてて見つけて、たまたま入ったところ。


ブランチ・メニューで私が毎回のように注文するのは、エッグ・ベネディクト egg benedict。2つに割ったイングリッシュ・マフィンのトーストに、カナディアン・ベーコンという丸いハムを焼いたのをのせて、その上にポーチ・エッグをのせて、ホランデーズ・ソース hollandaise sauceをかけたもの。今日は、breakfast burrito が食べたかったんだけど、同居人がそれを注文したげだったので、私は基本に立ち戻ってエッグ・ベネディクト。

ホランデーズ・ソースというのは、卵黄とバターと白ワインとレモンの果汁で作ったソース。卵黄が固まらないように、だけどもったりするまでゆっくり弱火で混ぜ混ぜして作る。この料理はニューヨークが発祥ならしい。

ブラッディーマリー
ところで、私はこっそり告白するとお酒が好き。断言するが、大好き。日本酒、焼酎、ワイン、ジン、ヴォッカが特に好き。自宅にミニバーを持つのは、私の夢。あ、話がそれてますが、ブランチでは、ブラッディーマリーはかかせません。トマトジュースとヴォッカに、ホースラディッシュ(西洋ワサビ)、タバスコとかの辛いペッパーソース、ウスターソース、レモンジュース、塩、黒コショウをいれたスパイシーなカクテル。これを飲んでると、あー、ブランチだ~、日曜日だ~という気分が盛り上がります。アルコールの力はすごいですね。酔っぱらってるわけじゃないけど、なんせ好きなので、幸せな気分に一口でなれます。

このブラッディーマリー、セロリがマドラー替わりについてるのは珍しくないけど、こんなでかいままキャロットが入ってるのは珍しい。あ、そしてオリーブが4個くらい入ってた。これも珍しい。メニューには、ジャイアント・ブラッディーマリーって書いてあって、私はてっきり量が多いのかと思って期待したんだけど、ニンジンのことだったのかな。この量は、ニューヨーク的には普通だと思う。

・・・今、写真見て気付いたけど、これって、1パイントのグラスだ。失礼。訂正。ジャイアントと言っていいです。

ブリトー
ブリトーっていうのは、メキシコ料理で、トルティーヤというトウモロコシの粉で焼いた薄いクレープみたいなので、煮た豆やワカモレ(アボカドにトマト、ニンニク、玉ねぎ、シアントローをいれてペースト状に混ぜたもの)、ライスがレタスとかの具を包んだものだけど、最近、メキシコ系のレストランじゃなくても、ブレックファスト・ブリトーっていうのをブランチメニューでよく見る、気がする。

写真がそれ。こっちの方が美味しそうだったじゃん!!しかもちょっぴり安くて$8.50。なぜ?!サルサとかサワークリームとかおまけもついてるのに。ブレックファスト・ブリトーには、スクランブル・エッグが入ってます。卵が入ると朝食感が増すのは、メキシコも同じなのですね。

アメリカの外食で嬉しいのは、コーヒーがおかわりタダなこと。(日本でもファミレスはそうだったっけ?)カフェに入って、すぐにコーヒーを注文して、コーヒーを飲みながら、しゃべりながら何食べるか決めて、食後の一杯も注文して、店が混んでなければおしゃべりして。

今日(日付は変わりましたが)、この後はバーンズ&ノーブルで立ち読みして、帰ってきて、夜はテレビで『24』の2時間プレミアを見た。明日もあるの。楽しみ!あー、久々にリラックスした。いい一日だった。お休みっていいね~。

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Johhny Mack's Bar & Grill

1114 8th Avenue

Brooklyn, NY

718-832-7961

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